月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 4月 | ||||||
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
電気グルーヴ@ZEPP TOKYOに行ってきた!!
この期に及んで大充実の新譜「トロピカルラブ」を発表した彼らの、トロピカルラブツアーファイナル。
いやはや物凄かった!とんでもなかった!デンジャーでキュートだった!
つくづく行って良かった!
アルバムも凄かったのに、ライブはそれを軽々と凌駕し、さらにアッチへコッチへとグングン飛ばされる。
まさか、「プエルトリコのひとりっ子」があんなガン上げチューンになるとは、完全に油断!
中盤の「新幹線」で、もう信じられないくらいガン上がりしちゃって。
もうその後のこと良く覚えてない。
脳の中がグリングリン動かされ、時系列がパルプフィクションの如く無茶苦茶にされた気分。
こんな感覚初めてだ。
途中のMCで、石野卓球が「天国より地獄の方が良いよね、アトラクションいっぱいあるから」
って、とてもしょーもない話ししてたのは、妙に覚えてる…。
後半戦は、もー、ずーーーーと気持ちいいまま。
天地も前後も後先も分からぬまま、 ほわーーーーんと開きっぱなし。
「フォーリンダウン」「ベビーオンファイヤー」のキレと圧が格段アップされた凄味にビックリ昇天。
「NO」でフィニッシュかと思いきや、その後新譜の曲を2曲やって本編を終わる大横綱相撲。
「ユーフォニック」で、宇宙船から地球を見てるかの如く、ピロピロとたゆたゆと遊覧し。
「トロピカルラブ」は、もう「愛」でしかない。
アンコールMCの時、
「今日はツアーファイナルだから、写真撮っていいよ!」と。
今回のツアーがとても充実してたことが、じっくり伝わってくる一コマ。
昨年のフジロック、レッチリ後にやったクロージングアクトの電気グルーヴの大歓喜。
そして、石野卓球が発表した官能のテクノ「ルナティック」
(今回のライブのSEで、ずーっとルナティック流れてたの笑ったな。卓球ミュージック以外全くかからない一日だった)
で、今年、満をじしての電気グルーヴ新譜「トロピカルラブ」
ここにきて、なぜこんな凄いことになっちゃってんだか訳が分からぬ、加速する電気グルーヴ。
音は澄み、グルーヴは大きく、ループがループを呼び、細胞は分裂し、脳が溶ける。
気づかぬうちに、ストーンと石野卓球のデンジャーでドープな穴に落とされ抜け出れなくなる。
そして、まるで観音菩薩のようなピエール瀧の笑顔にとても救われる。
前も書いたけど、つくづく「電気グルーヴ」って名前がカッコ良い。
電気グルーヴ・トロピカルラブツアー。
とてつもなくトロピカルで、とてつもなくラブな夜であったよ。