ブログ「ヒデヲの間」
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ライブ観戦記
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2025年03月12日

初のZepp Shinjukuで久々のモグワイを観た

オールスタンディングでほぼ最初に立ってた場所のまま。
脳だけ音と直結し棒立ちになるだけの生物と化す。
轟音を浴び、演者を見るより天を仰ぎたくなるライブ。

これぞモグワイ。
待ってましたのモグワイだ!

ラストがサタンじゃないセット、ヤバかった!

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2025年03月02日

ネイト・スミスを観てきた。

生音が聞こえる席で、余韻&タッチもしかと浴びる。
凄まじいスピード感、太鼓の自在な音色、音価のコントロール、まぁ兎に角すさまじかったが。
結局、
とてもバッドでハッピーなのが凄く良いんだよなぁ!

KINFOLKの妙な緊張感と違い、とてもリラックスした演奏のピアノトリオ。
アグレッシブだけど絶妙なバランスで気持ち良しライブであった!

 

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2025年01月29日

ブルーノート東京にて
スティーブガッドを観てきた。

ガッドは昔の叩きまくってる時より、今の方が好き。
…と言いながら久々に観たが。
やっぱり、今がカッコ良かった。

引き算の美学、
超シンプルなビートは雑味が全く無く広大であった。
リズムの千利休だな~

ブラシのサンバ、ずーっと聞ける!

 

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2025年01月09日

山下達郎@大宮ソニックシティー

山下達郎、やっと観ることができた!
素晴らしい過ぎて感想言いようがない。

72歳にしてあの声。
しかも3時間弱の大ボリューム。
しかも凄まじいまでのクオリティー。
いやはや、まいりました!

一度見ておかねばと思って行ったが、
「また見たい」ってなったよ!

 

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2024年12月27日

「石野卓球の地獄温泉2024」
浸かってきた。
毎年恒例(なのに去年行けなかった…)

ぐりんぐりんのオールナイトロング6時間ノンストップDJ!
レコードを操っても業のデパート卓球地獄。
(さすがに足痛すぎて途中離脱…)

お土産にシリカゲルまで付いてくる。
そして次に日はしっかり湯あたり。

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2019年08月26日

サマーソニックよりフジロック派。
サマーソニックいくならソニックマニア派。
そもそもインドア派。
…な私が、
やむなくサマーソニックに行ってきたのであった。

理由は勿論、
レッチリことレッドホットチリペッパーズを見とどけるためであり。
まぁどうせ行くならと、
せっかく主義なんで昼からしっかり参戦したのであった。

 

というわけで、サマーソニック2019の私コースをば。

ELECTRIC PYRAMID木村カエラマキシマムザホルモン
ROBERT GLASPER feat. CHRIS DAVERANCIDTASH SULTANA
RADWIMPSRED HOT CHILI PEPPERS

となった。
インドア派な私としては頑張った方である。

 

んでは、気になったとこをば勝手にレビュー。
勿論レッチリ多め。

 

・マキシマムザホルモン
何気に初めて生で見たホルモン。すんばらしい!
日本人としてこういうバンドがいることをとても誇りに思うよ。
バンド愛だぜ。
「(レッドホットチリペッパーズ略して)ホッチリ」名言すぎる。

 

・ロバートグラスパー
ホルモン後のマリンスタジアムの一番デカいステージでのライブ。
が、残念ながらお客さん少なかった…。
これ、メッセの室内の会場でやったらもっとハマったんじゃねーかって思ったが。
もしかして、アンダーソンパーク枠だったのかなぁ。
でも、ライブは物凄く良かった!いーの見たぜ!

 

・ランシド
サイコー!あまりこのシーンに詳しくない私だが、モーレツに見て良かった!
全身タトゥーなのに白シャツチョッキのギタリストがでてきた時点で、もうアガッタ!
サムライミの「死霊のはらわた」が恐怖描写が行き過ぎて、ちょっと笑えてしまうように。
タトゥーだらけの悪いヤツら悪い音楽をやり過ぎて、ちょっとイイ奴なオーラ出てる。
愛すべきランシドだよ!

 

・タッシュサルタナ
私的にレッチリは別枠だとして、今回のサマソニで何気に一番見たかったのが彼女。
1人っきりでルーパー使って、ギターから鍵盤からリズムマシーンから。
何から何まで音を重ねに重ねるパフォーマンス。
こういうルーパーを使うアーティストって、もっとインな表現をすることが多いが。
彼女はとにかく音をバクハツさせ、外に向かってアウトプットなライブを楽しんでる。
この強烈なハッピーさがホントに素晴らしかった。
見たかったミュージシャンが、ホントに見て良かったパフォーマンスをしてくれるととても嬉しいね!

 

・レッドホットチリペッパーズ
前回レッチリを見たのが、2016年のフジロック。
その頃は、アルバム「ゲッタウェイ」が出始めの頃。そのままゲッタウェイツアーを続けてのこのサマソニ。
3年の月日がここまでこのアルバムの曲を昇華させるか!
いや~深い深い。音が深い!

音楽の神様がおりてる孤高のアーティスト、フリー。
もうジョンの影におびえず堂々とレッチリを引っ張っていっておくれ、ジョシュ。
最近さらに磨きがかかってるんじゃねーか、チャド。
未だに出だしを間違うナイスガイ、アンソニー。
4人そろえば兎に角粋なバンドサウンドが生まれるんだぜ。

私的フェイバリットシーンは、
「カリフォルニケーション」
ジョシュとフリーの二人ジャムの時点で緊張感がキレキレ増し増し。
そしてあの枯れたリフとともに曲インしたときの得も知れぬ解放感。
海のすぐそばにあるマリンスタジアムの空気感ともハマりまくり。
泣けた。

「アラウンドザワールド」
まさかこの曲やっちゃうんだシリーズ。
フリーのベースソロから繋がる曲は何曲かあるが。
この曲のリフを奏でだした時、震えた!
出だし、抜群の高揚感の後のテレテレテレッテテレテレってギターが大好き過ぎて困る。

「ドリームオブサムライ」
2016年のフジロックが確かライブで初演。
サムライって名前ついた曲をフジロックにあてるなんざなんて粋なんだって思ったが。
あん時はボーカルマイクのトラブルでアンソニーがキレて。
その後集中するも、一番おいしいとこで出だしを間違えて、さらに逆ギレ。
往年のレッチリを思い出すなんとも微笑ましい演奏であったが。
今年のサマソニでは、この曲が何倍も大きくなって帰ってきたよ。
モノホンのドリームオブサムライを日本人に見せつけてくれてありがとう!

 

レッチリにとって全盛期ってのがあるかどうか分からないけど。
私にとっては今が一番カッコ良い。
とても良い歳の取り方して、今でもとてもロックしてる。
オシャレで、センシティブで、アホで、ヌケてて、極太で、ユルくて、壮大にキレキレだ。
あん時みたいにやってくれ!って思ってる人もいるかもしれんが。
今こんなことをこの年齢でできるロックバンドなんて逆にこの世には存在しない。
レッチリというバンドが、世のバンドマンにどれほどのパワーを与えているだろか。

感無量なライブステージであったよ。
いつもこの日がレッチリを見れる最後の日かもしれんと覚悟しながら、音を受け止めてる。
今回もしかと受け止めたよ!サイコーだった。
だけど、また彼らに会いてーな、おい!

 
さてさて。
おまけの写真コーナー。

深夜のソニックマニアは幕張メッセだけのイベントだが。
サマーソニックは、マリンスタジアムの外会場が加わる。
これが兎に角暑い!!水分を補給しないとアブナイ!
私がソニックマニア派なのは、単純に全部室内だから居心地が良かったんだな、と痛感。

 

とはいえ球場内に人が入ると圧巻の熱量!
マキシマムザホルモンの時の熱さと暑さは物凄かった!

 


音楽と絵のイベント「NO FACTORY」で共演したことのある画家・松崎大輔に遭遇!
よくぞこの炎天下の中、このポップな絵を描きあげた!
すばらしい!

 

SONICARTのコーナーにて。
水野健一郎と超久々に再会できて、とても嬉しかった!
私が大昔にやっていたバンド・TEGWONの2ndアルバムのジャケ絵が水野君であることは、未だ誇りに思っておるよ。
サマソニ最終日にこの絵はどう完成してんだろなぁ。

 

レッチリ終了後の花火。
私はアリーナ最前まで突入していたので、逆に花火は端っこしか見れず。
しかり、感無量のレッチリ後には、この端っこ花火もなかなか良いのだ。

 

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2019年01月27日

TONY ALLEN SEXTET ”A Tribute To Art Blakey & The Jazz Messengers”
を、ブルーノート東京に見に行った。

何故か、私のドラム人生で通ってこなかったアフロビート。
昨年、何クティだかも知らずに突然見に行ったシェウン・クティによって、突然私のアフロビートの扉が開いた!
(その時の模様はコチラ→http://www.hideodrum.com/hideonoma/?p=10190 )

シェウンクティがあまりにスゴかったので。
シェウンのとおちゃんフェラ・クティのとこでドラム叩いてたトニーアレンを見ない訳にはいかぬ!

して、初見のトニーアレンは、もう絶妙に素晴しく、そのグルーヴは多幸感でしかない!
一応、アートブレイキートリビュートなので、ジャズっぽい編成ではあるが、
根底にアフロビートがグリングリンと渦巻く。
BPMはそんな速くないはずなのに、物凄い疾走感!
前へ前へ進む進む!

しかも、超小音量。
あの音量であのスピード感は、今まで味わったことのない快感であったな。
キレがあるのに掴めない空気感、そこに左手の歌心が合わさり、渾然一体のオリジナルビートとなっておったよ。
まるで極上のワインだね!

 

 

 

トニーアレンのビートは、
まるで、人間国宝の域まで行った落語家の噺を聴いたかのような心地良さだったよ。

シェウンクティ―は、今まさに脂がのりまくってる前傾姿勢の落語家のスピード感であるなら。
もう、トニーは全然まくし立てない。
じっくりと間を楽しんでゆったりと噺は進むのに、ぐいぐい引き込まれちまう。
で、いつの間にか、その名人芸なスピード感にすっかりノせれられてしまうのだ。

いやートニーアレン、粋にいいもん見たな。
登場する時素顔で、ドラム叩くときだけするサングラスすら粋であったよ。

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2019年01月04日

年末年始は、怒涛の如くモーレツスケジュール。

そんな時に限って、
まるで背水の陣かの如く、自分を追い込むイベントに足を運びたくなってしまう。
試験勉強中に「タッチ」を読み出したら止まらなくなるのに、ちょっと似てる。。。かな。

ずーっと行きたかったが、なかなか行けなかったイベント。
それは、
「石野卓球の地獄温泉」だ!!

 

12月26日、リキッドルームにて、
石野卓球が自分の誕生日に、オールナイト朝までずーーと一人でDJする、恐怖のイベント。
地獄温泉とは、もう、その通り過ぎるナイスネーミングである。

私が昔やってたバンド、TEGWONの2ndアルバムのタイトルが「バケーションフォーエバー」だったのを思い出したよ。
楽しいはずのバケーションもフォーエバーだと、なかなかにシビレル。
温泉もロングタイムオールナイトだと、なかなかにシビレル。

 

 

そして、
今回の地獄温泉は、卓球縛り。
石野卓球が、自分の曲、自分がMIXした曲、電気グルーヴの曲しかかけないという、狂喜な夜。
しかし、これが、ヤバい。
ずーっと気持ち良い。
アゲては下げ、アゲては下げを繰り返してくうちに、完全に脳はトリップする。
地獄過ぎる内容は、一歩中に入ってしまえば、もう、ただただ気持ち良いだけの、極楽温泉であったよ。

昨年だした卓球ソロアルバム、アシッドテクノテクノビーツの曲群もBPMアゲアゲで、強度アップのスゴ腕仕様!
突然飛び出る電気グルーヴナンバーが、煽る煽る。
夜中3時の「もぐらたたきのようなような人」、完全にドープ。
日出郎の「燃えるバルセロナ」は、文字では書けないヤバいサビをみんな熱唱。

すさまじい熱量の地獄、すさまじい気持ち良さ温泉だ!

 

 

ちなみに、今回のイベントは、大盤振る舞い!
なんと、「フリードリンク」ならぬ、「フリードングリ」である!
つまり、ドングリ取り放題…。

 

はてさて、
ずーっと気持ち良かったが、年末年始の自分の活動を考え、朝4時半に泣く泣く戦線離脱。
ある意味、インプットはもう十分、でも、もっといたかったな。

私は、のべ5時間で離脱したが。
結局、イベントは6時間やってた様子。
一人っきりでこの集中力、そして、脱帽の脱線遊び心。
石野卓球恐るべしを痛感する地獄温泉であった!

っつーか、この規格外なギリギリ男と親友と共に、
対して歌うわけでもなく電気グルーヴとして活動してるピエール瀧(今年はウルトラの瀧)も、結局恐るべしだ!

恐怖の地獄温泉だが、一年経つとまたきっと行きたくなっちゃうんだろなぁ。

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2018年11月18日

先日、三鷹公会堂にて、
風煉ダンスによる芝居「まつろわぬ民2018」を観てきた。

風煉ダンスは、結構昔に「ゲシュタル島」を観たことがあったが。
それ以来、や~っと観れた! 幕が開くやいなや、巨大すぎるセットがステージいっぱいいっぱいにそびえ立ち、すでにおののく!
しかし、その巨大セットのパワーを上回る演者のエネルギー!

さらに、その中心に白崎映美さんがいることで、もうエネルギーの陽のパワーが凄まじく、ジリジリバチバチ。
マイケルジャクソンのゼログラビティばりの前傾姿勢で、物語はゴリゴリグイグイ進む!
皆のエネルギーを一点に集め、一気に放出するかの如く歌いきる映美さんの歌声は、圧巻の一言!

舞台最後は、観客をみんな総立ちにさせ客席に降りて歌う映美さんと共に大団円へ。
いつもなら、映画とか舞台は、自分の存在を忘れ物語に没頭したくなるが。
この日は、最後に舞台の方が、我々の方に押し寄せて、取り込まれて、一緒になってくような感覚になったよ。
まんまと、我々も「まつろわぬ民」である。

そして、なんつっても。
辰巳小五郎、ファンテイル、関根真理、の我れが三人トリオ。
ドリフ的転換、ほわわーんSE、歌伴奏まで、とにかく舞台を演出しまくる、この三人音曲隊による劇伴がサイコーに楽しくて。イチイチ興奮してしまったよ。

いつもの私なら、こんな楽しそうなヤツ、なんだよ私もやらしてくれよー!って思うんだけど。
風煉ダンスの舞台、こりゃ大変だ!
真理さんが、「みんなMなのよ」って言ってた意味がわかる…、
たった2公演の為に10トン以上もの舞台を公会堂に組むようなM軍団。
私は、これからもへらへらと見守っていく所存。

いやはやスバラシ!

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2018年09月13日

 

Oneohtrix Point Neverを、渋谷O-EASTに見に行ってきたよ。

何クティよりさらに難しネーム。
やっとこの名前を覚えたよ。
前まで、ワンフェニックス・ポイント・ビューって覚えてたし。

ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー。
昔、タワレコの試聴機で聞いて、何故か琴線に触れたんだよね。
エレクトロと言えばエレクトロなんだが、今までに全く聞いたことない音楽。
切れ味鋭いSF映画のサントラの映画無しバージョン、みたいな感じだ。

リズムもメロディーも、なんだか掴みきれず。
聴き方もよく分からんまま、でも、なんだか肌感覚で居心地が良く、結構聞いてた。
で、このアーティストは一体どんなライブをやるんだろ、ってずーっと気になってて。
やっと見に行けた!

そして、そのライブは、予想を遥かに上回る素晴らしさであった!
ドラムやキーボードが入ってる事により、かなり聞きやすい状態になってたが。
とはいえ、まだ見ぬ、全く聴いたことが無い音楽である(CD持ってるけどね)。
UFOで連れてかれた異星で、異星人にとても歓迎され、その祝宴で流れる音楽のようで、とても至福だった。

そして。
ライブを体感したことにより、はっきり言って覚醒した!
持ってるCDをもう一度聞いてみると、格段に深く聞こえるようになってきた!
もっと、こういう音楽を聴いてみたい!
私の扉は開かれたよ!

…でもさ、
ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーなる、まだ見ぬ音楽の扉が開いても、その先に道は見つからない。
私にゃ、次に何を聴いたらいいか、さっぱり分からん。
広げたいのに、八方ふさがり。
そこが難点だ。

そうそう、O-EASTは、満員ぎゅうぎゅうだった。
客層は、今まで私がほとんど接した事がないような、なんとも言えぬ人種ばかり。
一体この人達は、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーをどうやって知ったんだろ。
「最先端音楽でーた」とか「電子音楽ナウ」とか「環境音楽トゥデイ」とか、そういった雑誌でもあるんだろうか。

感動しつつも、謎は深まるばかりである。

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