ブログ「ヒデヲの間」
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ライブ観戦記
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2018年06月30日

先週、お昼にライブを観に行った。
信頼度120%のお洒落ギタリスト・円山天使と、薩摩琵琶・鎌田薫水という二人組。
MARKUのレコ発ライブ。

ギター円さんが、このユニットに向けて色々試みを続けてるのは以前から注目しており。
実験途中の音源をダウンロードして、試聴したりして楽しんでいた。
なので、私的には、ついに、あのユニットがCD出すのか?と楽しみにしてたライブである。

 

 

琵琶とギターとエレクトロニカ、と銘打たれた言葉そのもののライブ。
しかし、琵琶の音って実際に生で聴くのは初めてかも。
なんとも深い音だ!

鎌田薫水氏が琵琶をつま弾いた時にでる「ビーン」って音。
その、「ビ」と「ン」の間が実に宇宙なのだ!
デジタルでは測れぬ何かが、その音の狭間に潜んでる。
そこがとても気持ち良くて、ずーっと聞いてられる。
しかも、その音とエレクトロの相性が良いと踏んだ、このユニットのセンスがまた素晴らしい!

円さんの弾くギターも、そりゃ勿論素晴らしく、
後半にやった「Freedom Gambo」(って曲名だと後に判明)
って曲の、クールにハッピーなギターカッティングだけで、ご飯おかわりできちゃうよ!

 

MARKUのお二人&残ったお客さんで記念撮影、に、ちゃっかり参加の私の図。
パーカッショニスト・おきょんにも久々に再会できて嬉し!

 

さて。

ちまみに、このライブ、渋谷の7th Floorってとこで昼間にライブをやっていたんだけど。
普通に、日の光が差し込む優雅な時間に音をだしてる訳。
これって、普通に考えると、ちょっと不思議。

野外ならともかく、やっぱ音を出すのは夜でさ、
外の事はなるたけ知らないで密室で音楽に没頭したくなるんだけど。
この、MARKUは、日の光が差し込んでる中でライブやってるのが、実に自然で似合ってる。
この状態が、凄く面白かった!

私も日の光を受けながら、しゃれおつにライブやってみたい!、…と妄想してみたが。
モノラルゾンビを断トツ筆頭に、どうやら、日の光が合いそうなユニットを一つもやってないことが判明。
残念…。

誰かぁ、日の光が合いそうなユニットで、私を誘ってくださいな!
(難しい依頼)


あまりに素晴らしい想像力を刺激されるライブだったので、CDも購入。

「MARKU/丞前啓後」

CDのタイトルが読む事もできなければ、意味も全く分からないけどさ。
(そもそも、琵琶奏者・鎌田薫水の下の名前も読めない…)

CDのクオリティーもステキに気持ち良くて。
ずーっと聞いてられるよ。
この、暑苦しい夏に、涼しい音がありがたしだよ!

 

 

あ、そうそう。
ギターの円さんこと、円山天使氏とは、8月にライブやるよ!
お盆と正月にだけ集まる、大人の学園祭ユニット。
スペーススパイラル西荻窪編、好き勝手な事しかやらない!
どうぞよろしく~!

8月14日(火) @西荻窪クラップクラップ
『大西英雄代理プレゼンツ:Space Spiral西荻窪編「お盆の学園祭」』

斎藤孝太郎(Cello)、大西英雄(D)、円山天使(G)
ゲスト:森尻有希子(G.Vo from MiyuMiyu)

¥2000+オーダー オープン19:00 スタート20:00
ワンマン、2ステージ

http://www.clopclop.jp/

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2018年06月08日

昨日はジロキチにライブを観に行った!

仙波清彦氏のバンドの中で一番好きなヤツ!
「疑惑のイージーリスニング」略して「疑イー」
誰も略してないけど…。

6年ぶりの復活だったらしいが、私はこっそり待っていたよ!

仙波清彦、坂田明、河合わかば、久米大作、高橋香織、バカボン鈴木、坂田学
という、とんでもないメンバーで、映画音楽的イージーリスニングを好き勝手に演奏!

たまらん楽しさだった。
音がキラキラしててとてもゴージャスサウンドなのに、実に実に下らない!
ダメでデキる大人による究極面白だったよ!

良明さんの奏でる007のリフは相変わらずシビれる!
あれだけでご飯3杯は食べれるなぁ。
ごちそうさまでした!

 

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2018年05月25日

ダニーロ・ペレス、ジョン・パティトゥッチ、ブライアン・ブレイド
「Children of the Light」@ブルーノート東京
を観に行ってきた。

素晴しかった。素晴し過ぎた!
あまりに素晴らしいライブって、なんか感想書きたくないよね。
自分だけのモノにしておきたい。

でも、自分のためにちょっとだけ書いちゃう。

80過ぎてなお健在、孤高のジャズレジェンド、ウェイン・ショーター。
そんなウェイン・ショーターが20年近く演奏してるカルテットのメンバーが、ダニーロ・ペレス、ジョン・パティトゥッチ、ブライアン・ブレイドである。
そして、その3人だけで作ったアルバムが「Children of the Light」

バンドメンバーであり、リーダーであり、師である、ショーターに捧げるアルバムとでも言うか。
ショーターから貰った色んなモノを自分達で咀嚼し、音で恩返ししたようなアルバムである。

して、今回のライブ。
ショーター無しのトリオだが、完璧に機能してる音像。
まるで絵を描くように演奏する3人。
音と音が混じりあい、とろけるような甘美な深さ。
そして、時には、フラメンコのような情熱を一気に爆発させる。
愛と情熱のトリオサウンドであった。

3人だけで、もう、誰の音もいらない。
マイルスデイビスであろうが、チックコリアであろうが、ジョンマクラフリンであろうが、ハービーハンコックであろうが、サンタナであろうが、ジョニミッチェルであろうが、スティングであろうが、そこに音を出したら余計であろう。
それくらい、澄んだ音が綺麗に満ち溢れてる状態。

でも、なぜか、ウェイン・ショーターのサックスの音だけは、いつどのタイミングでも入ってこれるように、そっとドアが空いてる気がしてて。

師弟モノに弱い私としは、そんな愛の感じる音に、興奮しつつもちょっと泣きそうになった。
体が内部からみるみると元気になっていくような、素晴しいライブであった。

 

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2018年03月18日

よし!
電気グルーヴツアー2018「クラーケン鷹」@ZEPP TOKYO
を観てきたぞ!

いや~、終わって欲しくない素晴らしさだった。
2時間半があっちゅー間。
BPMはそんな速くないのに、ガリガリ君以外の全チューンがガン上げだった!

相変わらず、MCでは観客おいてけぼり。
しかも、50歳でこの爆音祭。
やりたいほーだいの電気グルーヴは、やっぱりサイコーであります。

・「プエルトリコのひとりっ子」は、1時間は聴いていたい。
・「ユーフォリック」は、2時間は聴ける。
・シャツがデカいってだけの「The Big Shirts」って曲で、なんであんな飛ばされ方されなきゃいけないんだ。
・「Shame」から「Shameful」の流れは黄金だ。
・「顔変わっちゃってる。」、を完璧に歌ってる客がいて笑う。
・新曲「マンヒューマン」が良すぎて焦る。
・さらに「柿の木坂」がミラクルチューンに変貌!
・半ケツの「人間大統領」で大団円大満足、感動すらあった!

VJがまた、さらにキレッキレで。さらに照明もビヤァーってなって。
アッチにいくための装置がもう万全すぎ。

新曲を一曲だしただけでツアー(大阪と東京だけだけど)にくりだした電気グルーヴ。
その全貌は、想像を凌駕するグリングリンアレンジにブラッシュアップされた過去曲と共に、VJと光と渾然一体となったスペクタクルダンスパーティーであった。
クラーケン鷹というワケ分からんツアータイトルの意味を知った時、相当テンションがあがったよ!

昨年出したアルバム「トロピカルラブ」を完全に自分達のものにした電気グルーヴは、はっきり言って無敵だ!
50歳にしてこの加速度!
日本にはな、電気グルーヴがいるんだぜい!
電気グルーヴ万歳!


「クラーケン鷹のDG軍団、グリングリンにトロピカル」
イラスト by ヒデヲ

 

 

ちなみに、
興奮のまま帰宅し。

風呂上りにテレビつけると、ポプテピピックを放送しており。
やはり、電気グルーヴ×ポプテピピックTシャツを買っておけばよかったな、とちょっと後悔。

そして、おまけ写真。
電気グルーヴ同盟・なかじまあいと私。

終演直後、踊り疲れて抜けきった二人。

 

ビール飲んで復活した二人。

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2017年07月19日

 

行ってきたぜ!
7/18(火) 電気グルーヴ@恵比寿リキッドルーム

狭き門を潜り抜け、毎年、このリキッドルームでの電気グルーヴを見れてるのは、とても幸せモンだよ!
今年のリキッド電気も、凄まじく素晴らしいかった!!

リキッドルームでの彼らは、自由過ぎ&奔放過ぎ。
電気グルーヴの二人が、ただ、今一番やりたいことを勝手にただやるだけのライブ。
しかも、オッサンの奔放は、ホントに手におえない。
ただ、全身で音を浴びるのみ。
全くもってサイコーだ!

 
・日頃の彼らはとてもジェントルだったんだなって思える、ホームグラウンド延々トコトン仕様。
・出してまもない 新譜に全くとらわれない、好き勝手セットリスト。
・新旧織り交ぜたセットなのに、決してベスト盤的内容ではない。
・え!もうやっちゃうの?「トロピカルラブ」
・まさかの「メカニカル娘」!
・ 相変わらずの真骨頂、インストナンバーのピエール瀧。
・ 黄色好きにはたまらん「YELLOW」からの3曲連続で、ボッコボコ。
・出た!チルアウトに見せかけての、さらにBPM上げてもう一発!
・汗が完全に乾くほど長くしゃべるMC。
・マジかよ!アンコールでの人間大統領!

 

私の中で、今回のセットはマジで完璧だった!
脳天がゆれて、完全アッチに飛んでった。
気持ち良すぎて、時間の感覚が無くなった。

 

日本には電気グルーヴがいるんだぜ!
外国のみんな、羨ましいだろ!!
イエーイ!

 

 

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2017年05月17日

 

なんと、「マルサの女」を映画館で観ることができる日がくるとは!!

先週の話なんだけど。
公開30周年記念で、「マルサの女」を一回だけのリバイバル上映をするという企画があって。
喜び勇んで立川へ。

行ってみると、これがまさかのフィルムでの上映でさ。
映画がはじまる前のバチバチ言う音とか、意図せぬ音飛びとか、画面上に出る白丸とか。
アナログなフィルムでしか出せない情緒と質感がたまらんくて、ついニヤニヤしてしまった。

伊丹十三映画では「たんぽぽ」が一番のお気に入りな私だが、
「マルサの女」も、もう何度観たか分からぬ大好き映画。
展開も構成も全部知ってるし、台詞も一言一句覚えてる。
なのに、初映画館マルサの女は、もう甘美なくらいの大興奮であったよ。
やっぱ、イイ映画は何度見てもイイのだ。

しかも、
劇中音楽担当の本多俊之氏と、音楽プロデューサーの立川直樹氏のトークショーまでアリで。
「おっぱいと5拍子でこの映画の音が決まってしまった」などの、素敵過ぎる面白エピソードや。
例の圧倒的存在感なテーマ曲の生演奏まであり。

くしくも、伊丹十三没後20年の30周年特別上映「マルサの女」
フィルムの侘び寂びまでもしっかり味わってしまった、なんとも言えぬ贅沢な時間であっよ。

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2017年03月26日

電気グルーヴ@ZEPP TOKYOに行ってきた!!
この期に及んで大充実の新譜「トロピカルラブ」を発表した彼らの、トロピカルラブツアーファイナル。
いやはや物凄かった!とんでもなかった!デンジャーでキュートだった!
つくづく行って良かった!

 

アルバムも凄かったのに、ライブはそれを軽々と凌駕し、さらにアッチへコッチへとグングン飛ばされる。
まさか、「プエルトリコのひとりっ子」があんなガン上げチューンになるとは、完全に油断!
中盤の「新幹線」で、もう信じられないくらいガン上がりしちゃって。
もうその後のこと良く覚えてない。

脳の中がグリングリン動かされ、時系列がパルプフィクションの如く無茶苦茶にされた気分。
こんな感覚初めてだ。
途中のMCで、石野卓球が「天国より地獄の方が良いよね、アトラクションいっぱいあるから」
って、とてもしょーもない話ししてたのは、妙に覚えてる…。

 

後半戦は、もー、ずーーーーと気持ちいいまま。
天地も前後も後先も分からぬまま、 ほわーーーーんと開きっぱなし。

「フォーリンダウン」「ベビーオンファイヤー」のキレと圧が格段アップされた凄味にビックリ昇天。
「NO」でフィニッシュかと思いきや、その後新譜の曲を2曲やって本編を終わる大横綱相撲。
「ユーフォニック」で、宇宙船から地球を見てるかの如く、ピロピロとたゆたゆと遊覧し。
「トロピカルラブ」は、もう「愛」でしかない。

 

 

アンコールMCの時、
「今日はツアーファイナルだから、写真撮っていいよ!」と。
今回のツアーがとても充実してたことが、じっくり伝わってくる一コマ。

 

昨年のフジロック、レッチリ後にやったクロージングアクトの電気グルーヴの大歓喜。
そして、石野卓球が発表した官能のテクノ「ルナティック」
(今回のライブのSEで、ずーっとルナティック流れてたの笑ったな。卓球ミュージック以外全くかからない一日だった)
で、今年、満をじしての電気グルーヴ新譜「トロピカルラブ」

ここにきて、なぜこんな凄いことになっちゃってんだか訳が分からぬ、加速する電気グルーヴ。
音は澄み、グルーヴは大きく、ループがループを呼び、細胞は分裂し、脳が溶ける。

気づかぬうちに、ストーンと石野卓球のデンジャーでドープな穴に落とされ抜け出れなくなる。
そして、まるで観音菩薩のようなピエール瀧の笑顔にとても救われる。
前も書いたけど、つくづく「電気グルーヴ」って名前がカッコ良い。

電気グルーヴ・トロピカルラブツアー。
とてつもなくトロピカルで、とてつもなくラブな夜であったよ。

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2017年01月30日


日曜日。
ポリスアカデミーでも見るような軽い気持ちで、ひょいとガンズンローゼスのライブに行ってきたんよ。

満員のさいたまスーパーアリーナ。
まずは、こっそり楽しみにしてたサポートアクトの「ベビーメタル」が定時にスタート。
初めてみたが、これが、滅茶苦茶イイ!
昔から、オタク的文化とヘビーメタルの相性は良さそうだと思っていたけど。
これはまさに、日本じゃなきゃ成り立たない絶妙過ぎるマッチング!萌えと超絶テクニックの融合だね!
確かにレッチリとツアーまわるよな、と、妙に納得させられる完璧ショーに大大大満足。

これって、ガンズのライブのハードル上がってるんじゃね?
…って状態から、例の「スタート時間たっぷり押す」のコーナーに入り、いよいよガンズのライブに来たなって気持ちを満喫。
軽く睡魔が襲ってきたころ、VJで流れた映像のピストルが「パン!」と可愛くお茶目に発射!
ついにガンズ登場!
アクセル、ダフ、スラッシュの3人、アペタイトホーなガンズ3/5が大集結だ!

え!?でも、あれがアクセル??
スターウォーズ・エピソード7のルークじゃないよね?
かなり体格のぷっくりしたアクセルに困惑する中。
ダフのリフ(…って言いたいだけ)ではじまる「イッツソーイージー」!
ここで、私自身全く予測しなかったことが起きる。
やばい、まさかの興奮。
やばい、アガル。不覚にもアガル…!

「たららら、たららたららたらら」と焦しまくりイントロからのハイトーンボイス「ウェルカムトゥーザジャンゴーベイベー」
で、不覚にも序盤からいきなりギアトップ!

アクセルのハイトーンボイスは健在も健在、高音出る出る!
しかも、あの体をニョロニョロのようにくねらせて歌ってくれるヤツも若干固めだが健在!
あれ?スラッシュってこんなギター上手だったっけ?、まさかのカッコ良さだ!
ダフは、元から良く知らないんで良く分からんが、とてもダフなダフ。
ついニヤニヤしてしまう、愛すべきオールドガンズ三人衆。
なんて愛らしく愛おしいんだろか。

何故かアペタイトホー時代よりも古臭く感じる名曲「ユークッビーマイやい!」で、ターミネーター2のT-1000 的処理されたガンズメンバーVJを見つつじっとり興奮。
ノッてるガンズ時代にアクセルが観客に殴り掛かったナンバーとしてお馴染みの「ロケットクイーン」でさらに高揚!

スラッシュの、延々と長いギターソロコーナーで。
完全にこっちが飽きたころ、まるで隙をつくようにカウンター狙いで差し込んできた「スウィートチャイルドオブマイン」の「トレトロテッテッ」ってリフ。あー、快感。

こっそり大好きだった曲「マイミッシェル」の、サビのダサい倍テンに思わずニンマリ!
何故か、車が暴走する映像が流れる「ナイトトレイン」のカウベル「コッコッコッコッ」に狂喜し!
満をじしての「パラダイスシティー」の「プピ!」って軽めのホイッスルを聴いて昇天!

痒いところに手がとどきまくりのガンズンローゼス。
濃厚3時間のたっぷりライブが短く感じた、スバラシアクト。
ルーク(ep7)感 満載だったぽってりアクセルローズが、アンコールの頃にはなんだかとてもカッコ良く見えるという、素晴らしい現象を体感したよ。

まさに青い春!
だのに、今を生きて、今を楽しんでるガンズンローゼスを体感してしまい、ちょっくら感動すら覚えてしまう。
あん時の自分と今の自分、あん時のガンズと今のガンズが交錯だよ。

あー、まさかの行ってよかった過ぎるライブだった!
まったくもって、やったぜガンズンローゼス!
ン!!

 

まさかのガンズンローゼス。皆で余韻に浸るの図。

 

家帰ってから、思わず頭から最後まで一気に聞いてしまった「アペタイトホーなんやら」

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2016年12月11日

 

先週のことになるが、
上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクトfeat.アドリアン・フェロー&サイモン・フィリップス、を観に行ってきたよ。
しかも、こっそり 2日間連続。。。

今日び、なかなか二日連続でみたいバンドっていないんだけどさ。
しかし、これはホントに2日間行って良かった!
観ればみるほど面白くなる!興奮する!
なんなら、3日目も行きたかったくらいだよ。

以前、この上原ひろみトリオを超至近距離のブルーノート東京で観れたのは、私にとっての宝物であったが。
国際フォーラムという大きい会場での演奏も、これまた迫力あり、なかなか。
そんなブルーノートの時はまた違う、ベラスケスの宮廷絵画やピカソのゲルニカのようなばかデカい絵画を目の当たりにした感覚で、包まれるような快感があったよ。
(しかし、PA後ろ一階席の時より、二階席の時の方が音が良かった気がするのは何故だろう)

さて。
私の大好きなベーシスト、アンソニー・ジャクソン病欠の知らせを聞き心配したが。
いやはや、なんのその。
代役のアドリアン・フェロー、よくぞこんだけ死ぬほど難しい楽曲の中であんだけ弾きまくれるものだ!
そして、オリジナルのメンバーが3人中2人しかいないなかで、全く楽曲に損傷なく、むしろそのハンディキャップを逆手にとり、よりアグレッシブに演奏しきる上原ひろみとサイモン・フィリップスには、兎に角圧巻であった。

その熱過ぎる演奏は、まるで、F1を見てるかのようなハイスピードバトル。
音速の中での丁々発止は、時間が止まってるのではって思えるほど。

F1のレーシングカーが、Rのキツイコーナーをギリギリを攻めに攻めて曲がりきる。
サイモンフィリップスは、車、ガソリン、タイヤ、空気抵抗、すべてを計算しつくした上で限界ギリギリを攻めてRを曲がりきる。
上原ひろみは、ほとばしるパッションでアドレナリンを出しまくりながら、感覚的感情的にRに突っ込んでいく。

その音速の中でのギリギリバトルは、最新アルバムのタイトルの如く、まさに「スパーク」!
一つ一つの音が物凄い熱量の中キラキラと艶やかな光を放っており、そして、なんとも美しかったよ。

壮大な絵画のような美しさと、F1音速バトルのようなスリリングな興奮。
こんな快感が味わえるバンドは、このバンドしかないんだよな。
上原ひろみトリオに乾杯!

 

 

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2016年07月13日

電気グルーヴ@恵比寿リキッドルームに行ってきたよ!

1時間40分MC無しノンストップ+アンコール電気ビリビリ。
モノスゴカッタ!シビレタ!

チルアウトの先のガン上げで昇天。
踊りまっくて、訳わかんなくなって、脳がとけて、興奮しすぎて。。。
兎に角サイコーであった!
サイコー過ぎた!

日本には電気グルーヴがいて良かった!
バンザイ!

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