ブログ「ヒデヲの間」
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2019年5月
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2019年05月24日

 

なんだか随分昔のことに思えるが。
この日の事もブログに書いておくよ。

私の愛すべきライブハウス・ジロキチから日にちをもらってさ。
自分なりに企画した日。
まぁ、雇われママみたいなもんだな。

5月04日(土)
ツチヤと荒野!大西英雄のゴールデンダブルヘッダー

魔の10連休ゴールデンウィークまっただ中に、ツチヤナナミと近藤十四郎率いる荒野の水槽楽団で、私がダブルヘッダーって感じね。

 

このフライヤーは、近藤さんの奥様aasa様が描いたイラストをもとに近藤さんが二色刷りで作ったもの。
版画感の優しい質感が素晴しい。
そして、絵がそっくり!

 

photo by よっしー

・荒野の水槽楽団
近藤十四郎vo. g. ユージンg. pc. はらかなこb. 大西英雄ds. 鈴木等g. 原慎一tp.

千駄木のクルクルパァー、近藤さんはやっぱサイコーなんだよな。
私は近藤さんとマブダチだから、荒野から誘われたらドラムを叩くのだよ。
いつになくリハも本気で挑み、とても荒野なライブが出来た気がするな!
楽しかった!

 

photo by よっしー

ツチヤナナミvo.key. 大西英雄ds.

ナナミとは昔、「日帰り旅行」ってバンドを組んでいて。その初ライブがジロキチだった。
ナナミと二人で久々にライブやった場所もジロキチだった。
クサレ縁な我々にとって、まさに縁な場所ジロキチ。
ここで出す音は、なんか違うんだよねぇ。
今回も、スーンとした気持ち良さを味わったね。

にしても「イエローフィーバー」は名曲だ。


というわけで、私はダブルヘッダー。
両方のバンドでしっかりドラムを叩きましたとさ。

日にちを貰って自分なりに企画する。
こういう、「雇われママ」的な立ち位置もなかなか良い。
自分が主役というより、自分なりにその日を色づけていく感じがとても楽しいね。

荒野とツチヤは、やっぱ相性よかったな!
またやろうね!

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2019年05月20日


昨日はスゴイ一日であった。
モノラルゾンビのレコ発越谷編。

「MONORAL ZOMBIE NEW RELEASE FES!」 @越谷イージーゴーイングス

ずーっと笑って、ずーっと感動して、ずーっとワーってなって、ずーっとドーンだった。
まるでプールに入った後のような体の重さと、心に残ったホワーッとしたあたたかさ。
ステキ過ぎる思いでと、素晴しい音が体で共鳴し続ける中、
シネマティックオーケストラのCDを適度な音量で流しながら、
文化祭が終わってしまったかのような余韻に浸って、このブログを書いているよ。

というわけで、昨日一日をふり返ってみる。

 

モノラルゾンビのホームグラウンドの一つイージーゴーイングスの15周年として、このイベントができたのがとても嬉しい。
そして、モノラルゾンビのロゴを完全再現してくれたこの看板が、嬉しい!

 

15時半からはじまる濃厚イベント。
トップバッターは、愛すべきバンド「東京ペッパーズ」
あー、もう大好き過ぎだ!ペッパーズには音楽の神様が微笑んでる気がするよ。
マルさんの曲始めるときの「行ってきまーす」ってヤツ、いつか使おうって思ってる。

 

2番手、「The Gimlet」
小気味よいほどカッ飛ばしてくれた彼ら!
初めてイージーゴーイングスでタイバンしてから彼らの方向性は全くブレてなくて、
そして、そのままエネルギーが増大にパワーアップしてるんだよな!圧巻のパワー!
ライブ中に、ギターベースが左右に入れ替わるヤツ、好きだ。

 

3番手、「シュウジゲンノウズ」
このイベントで、モノラルゾンビに対して一番愛を感じたのがシュウジさん。
愛があり過ぎて、前傾姿勢過ぎて、椅子はぶっ壊れ、ギターから電池は飛び出し、音が出ず。
結果4曲入魂のスペシャルアクトだったが、私は思いっきり感動したよ!
もう、抱かれても良いよ!

 

4番手、「MOQJI」
MOQJIは、久々の再会だった。4人編成になってたんだね!
このイベントがあまりに熱量の高いバンドが多かったので、彼らのアクトにはとてもとても癒されたな。
すーー、って気持ちになったよ。

 

5番手、「上上ブラザーズ」
ここにきてダークホース登場。モノラルゾンビがこのイベントで唯一初顔合わせだったバンド・上上ブラザーズ。
イイ、イイ、とはい聞いていたが、こんなにイイとは!
アクトの頭の音から、すでにイイ!彼らの仕掛ける音楽の罠に私は尽くひっかかり、まんまとガン上がりしてしまったよ。
ステキな出会いであった!末永くよろしく!

 

ここで一旦休憩。
渾身FOODを出してくれたのは、BONTANYA。
BON&団子とてもカワイイ二人なのに、私の写真力が彼女らのポテンシャルをとてもまぁまぁにしてしまってごめんなさい。
もう一枚撮ったけど、もっとまぁまぁだった。

 

6番手、「ドブロク」
きましたドブロク、盟友ドブロク。
音・歌に対してこんなにも真摯なバンドがあろうか。ホントにパワーをいっぱい貰う。
アクトも勿論、セットリストも凄かった。ドストレートなのに、物凄いカーブだったりもする。
今回、ダッハラーのベース3音のキレがあまりに凄くて、内臓がつぶれるかと思う瞬間あった。
ドブロクとモノラルゾンビの地獄の底まで行ったツーマンの傷も癒え、最近タイバンが再開して嬉しい。

 

 

7番手、「テコの原理」
モノラルゾンビのMVを監督してくたのがこのバンドのボーカルグルパリ君だ。
そんな縁もあって今回の彼らは尋常じゃなく気合が入ってた。
そして、気合が入ってるテコの原理ってこういうパフォーマンスをするんだ!と納得&圧巻!
空間にいることがひたすら気持ち良かったよ!

 

8番手、「BLOWIN SMOKE」
このイベントのトリ前、しかも、バンドの流れが凄まじく良い中で彼らは登場し、とても彼らなライブをやってのけた!
やさぐれた中にある音楽愛にいつも感動されらるんだが、今回、特に素晴しかった!
昨年リリースされた、音宿ごりら屋のコンピレーションCDの中では、私はBLOWIN SMOKEの音が実は一番好きだったりする。

 

 

で、9番手、やっと我々「Monoral Zombie」
もうさ、15時からずーっとイイ音浴び過ぎちゃって。イイの貰いすぎちゃってさ。
ただ、我々の中にあるものをひたすら放出するライブだった。
全部出し切った。すっからぴんになるまでやったよ。

 


photo by MO65

こちら、あの場にいたお客さんが撮ってくれた写真だが。これ、昨日のモノラルゾンビそのものだよな。
私の頭ン中、ずーっとこんか感じだった!

 


photo by ひろ

今回のライブ、アンコールをやる必然を感じないくらい本編で全部だしきった。
せっかくアンコールを頂いたのにごめんなさ~い。
脳がおかしくなるくらいのライブができて嬉しかった!

 

つくづく。
我々のために、もう一音一音愛のあるアクトをやってくれたバンド群。
この熱くエグくサイコーなイベントを組んでくれた音宿ごりら屋。
15周年という特別な日にモノラルゾンビのレコ発イベントをやらせてくれたイージーゴーイングス。
そして、長丁場ずーっとハイテンションなこのイベントを熱く見守ってくれたお客さん。

ホントにありがとうね!
モノラルゾンビは、また一歩次の道に進む事ができた気がするよ。
皆の愛にちゃんと答えらるよう、明日に向かって音をだしてくからさ!
これからもどうぞよろしく!

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2019年05月17日

昨日は、一瞬の隙をついて映画館へ!
「僕たちのラストステージ」
チャップリン、バスターキートンと同時期に活躍した二人組コメディアン・ローレル&ハーディーの晩年を描いたこの映画。

邦題がちょっとダサめ、且つ、超ネタバレなんだけど。
そのまんま中のそのまんまな直球ストーリーは、とっても心地よくて。

この映画、家でテレビで見たらたぶんそんなに面白くない気がすんだよね。
でも、映画館で観るのと、これが凄くイイ。
ほわーーんってずーっと気持ち良い。

いい時間であった!

ちなみに、
映画館上映は昨日でおしまい!ギリギリセーフ!

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2019年05月15日

というわけで昨日は、新松戸ファイヤーバードが誇るアートと音楽の融合イベント「NO FACTORY」であった。
このイベントは、私はホントに大好物でさ。
回を追うごとに、深くなりヤバくなりポップになりポップになり、
ある意味、色々なものが壊れていく様がとても大興奮する。

今回は、NO FACTORYでの盟友、燐ちゃんと一緒に絵とドラムのライブをやってきたよ。

 


5月14日(火)
FIREBIRD presents NO FACTORY – MUSIC & ART

ロットン瑠唯 (ライブペイント)
臥狂VS川サキ(ドラムx書道)
大西英雄 x 燐-Lin- (ドラム+ライブペイント)
USU(Hair design & performance)×Model刺楓(Tattoo Artist)
グッバイニニー(展示)

パッと見ただけでは何が行われるのかよく分からないのがミソだね!

 

まずは我々、大西英雄 x 燐-Lin-の話から。
こちら、燐ちゃんの絵の最終形。
しかし、ライブペインティングにおいて、その絵の最終形にはさほど意味がない。
絵と音が、まさにその場に生み出される瞬間瞬間がすべてだねぇ。

 

photo by Tomita

燐ちゃんの絵は、うるさいほどに音である。
色、動き、タッチ、すべてが音に聞こえ、ある意味、とてもナチュラルにセッションになる。
今回の我々は、もうただただ遊ぶ、ただただ楽しむ、ってだけでライブが終わった。
屈託なくとはまさにこのこと。
ひたすらに、楽しかった!!

ライブペインティングとドラムってお客さんにとって結構難題なパフォーマンスなのに、
私と燐ちゃんのライブは、皆笑顔で見守ってくれていて(失笑含む)、とても嬉しい。
アートなんつーもんは、しかめっ面でらしいことを語るものじゃなく、心の底からハッピーに楽しめば良いだけなのさ。

 

グッバイニニー。
「指」をモチーフにした、キュートでポップで、でも、よく見ると結構気持ち悪い造形物の展示。
指3本で支えてるコップ(特にみょうが色のヤツ)とか、すげーカワイイ。

指モチーフの展示物の横で、よりによってクレープを食べるグッバイニニーさんがシュール過ぎて。
手を食ってるようにしか見えない。

 

ロットン瑠唯。
トップバッターは、NO FACTORYの首謀者でもある彼女。
いやー、今回のロットンさん素晴しいかったね!
絵もパフォーマンスも、どんどん進化してて興奮した!

7月にファイヤーバードを退社してしまうのがホントに寂しいが、新たな道を頑張って欲しい!

 

臥狂VS川サキ。
ドラムと書道の二人組。
NO FACTORYでは昔からずーっとタイバンしてるから、なんか同志みたいな気分だ。
今回も、すーんとした空気感がサイコーだった。

しかし…

私が、自分の出番の為、楽屋で準備して戻ってくると。
いつの間にかこんな状態になっていた。
私が着替えてる間に、一体何があった???
事件だ!

 

ジャグブランキンUSUによる、ヘアーショー。
モデルはタトゥーアーティストの刺楓。
ヘアショーなるものは初めてみたが、これがとてつもなく面白い。
プロフェッショナルな人の手の動きは、美しく優雅、そして、とてもグルーヴしてる。
動きを見てるだけで時間を忘れる楽しさであった。
そして、刺楓さんの美しさもあいまって、完成した姿は圧巻だったよ。

 

 

いや~、NO FACTORY、やっぱ面白れーな!
脳の中かきみだされる感じがたまらなく興奮する。

我ながら、掲載したものの、撮影した写真が何がなんだか伝わりづらくてスマン!
でもさ、このイベントは来ないと分からん。
写真は空気感の断片でしかない。
是非、足を運んでみてね。
これからこのイベントは続いて欲しいし、私は出続けたい!
私の次回のNO FACTORYは、
7月9日、ドラム1人×画家10人!
楽しみであーる!

 

さて。
おまけ。


今回の燐×大西英雄。
二日前に、燐-Lin-×Monoral Zombieのツーマンがごりごりハウスで開催されており。
その夜が圧巻に気持ち良くてさ。
この日から、私と燐ちゃんのセッションは始まってると言って良い。

ライブが次のライブへ。
音が次の音へ。
と、繋がっていく時ってとても良い。
どんどん膨らんでいく感じがとても良い。

 

モノラルゾンビのライブ後に、燐ちゃんのライブを観ていたら。
もう頭の中に色んな絵が浮かびまくっちゃって。
脳内の風景を描きとめておきたい衝動にかられ、描いた絵。

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