ブログ「ヒデヲの間」
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ザ・レビュー
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2025年02月15日

「ビッグフィッシュ」
やっと映画館で観れた!
ティムバートン監督作の中で、肌が合うのかこの映画がとても好き。

夢と現実。
その狭間に宿るファンタジー。
その塩梅がとても心地よい。

空想こそサイコーなるファンタジーだよ。
心の中の冒険は壮大だな。

静止してるポップコーンのとこメチャ好きだ。

 

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2025年02月12日

「セブン」を映画館にて。

カット割りからカメラワークまで全カット完璧。
剃刀映るオープニングから逆さのエンドロールまで、ビシビシに決まる。
デヴィッドフィンチャー監督、凄まじい制御力。

孤高の狂気パズル、最後の1ピースがピタッとはまる緊張感たるや。
終演後の客席から漏れるため息よ。

 

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2025年02月09日

「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」を映画館にて。

久々にここまで湿度が高い映画を観た。
熱気はジトジトにムンムンだ。

兎に角みんな異常に強い。
親分も組頭も下っ端も強い。
腕っぷしと人情で最後まで突っ走る!

龍兄貴の渋さ反則級。
あぁ面白かった!

サモハン登場すると嬉しい。

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2025年02月08日

観そびれてた2本、映画館で観ることができた。
両作とも物凄いエネルギー。

「ルックバック」
爽やかなタッチで超ヘビー級。
言葉にできん。
なんて力強い映画なんだろか。

「オオカミの家」
これはビックリ!
こんな映像が作れるのか!?
無茶苦茶アナログの根気作業、絵一つ一つに念が籠ってる。

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2025年01月31日

早稲田松竹にて二本立て鑑賞

「ドラキュラ」
コッポラがゴシックホラー真っ向勝負。
公開当時観たが1992年の作品と。私は高校生だったんだろか。
当時キアヌリーヴスなんて知らなかったはず。
あらためて観て、いやはや圧巻の映像美。
色と影の使い方が素晴らしい!

「ビートルジュースビートルジュース」
ティムバートン節大炸裂のサイコーハイテンション。
前作の美味しいところもしっかりおさつつ色々と進化しまくっておる!
そして相変わらずダニーエルフマンの音楽が素晴らしくマッチだな~。

不思議な組み合わせの2本立て。
ゲイリーオールドマンとマイケルキートン、ハイテンション主役特集かと思いきや。
ウェノナライダーが両方に出てるのね!

 

 

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2025年01月03日

2025年一発目の映画館は新文芸坐。
「ランボー」

大画面での緊張感、物凄かった!
ガキの頃はカッコ良い映画だと思ってたが。

あらためて観ると、カッコ良い人は一人もでてこない悲しい話。続編のせいで分かりにくくなっているが、1作目は間違いなく大傑作。
新年一発目に相応しい!

ちなみに、
1作目で弓矢は出てこないよ。

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2024年12月27日

豊洲PITにて、The Roots を観た。

初のクエストラブのドラムは想像を遥かに超えており。
スネア一発聴いただけで毛穴全部開き、いざリズムを叩きだせば否が応にも体が動く。

ノンストップでグルーヴは途切れることなく。
BPMも変幻自在、その波に身を任せっきりの2時間越え!
遊び心満載なのにキレッキレの演奏のまま、まったくダレることなく最後まで駆け抜ける。

ブラックミュージックのイイとこ取りなヒップホップを生バンドで演奏するということは、
そのままブラックミュージックの歴史をそのまま再現してるようなものであり。
ルーツという名は伊達ではなかった!

にしてもクエストラブ。
超絶にグルーヴし続けながら、ミュートを交換して、チューニングして、コーヒー飲んで、さらには動画まで撮影してしまう。
体幹も重心もまったくヨレることなく豪快で繊細なドラムを2時間叩き切る姿に興奮&感動であった。

いやはや
あんなカッコ良いジャングルブギは聞いたことない。
凄まじく良いライブであった!!

 

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2024年11月20日

「ナイトメアビフォアクリスマス 3-D」を観た
3D映画にあまり興味のない私だが、これは大好き。
当時公開された時にも観たが、また観れる日が来ようとは。

奥行きがとてもとても気持ち良く、
まるでミニチュアの世界に入り込んだような快感。

ひたすらワクワクであった。

 

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2024年10月05日

「こまねこのかいがいりょこう」を映画館にて。
ストップモーションアニメこまねこの11年ぶりの新作。

「はじめのいっぽ」「こまとラジボー」「ほんとうのともだち」と、旧作を大画面で観れる嬉しさ。
そのまま地続きですーっと新作へ突入する興奮。
過去からの時間旅行のまま、すーっと感動であった!

 

 

 

そして後日、

「こまねこのクリスマス」も映画館公開されたので観てきた。

新作も良かったが、
らじぼーとの冒険譚なこちらも沁みる良作!
ロビーに飾られた人形も、映画観た後だとまたさらに味わい深い!

そして
初めて来た菊川Stranger、とっても落ち着くステキ映画館。

 

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2020年08月03日

私は、映画を一人で見に行くのが好みなので、
映画をアトラクション化して皆で体感する4DXなるものに全く興味がなかったんだが。

押井守の「パトレイバー」が4DX限定で上映されてると聞き、
大好きな映画なのに映画館で観たことなかったので、
ホントにやむなく孤独に4DXを体感することになった。

映画館に到着すると早速スタッフに
「4DX専用のロッカーがございますので荷物はそちらへ」
との案内に戦慄がはしる。
荷物吹っ飛ぶくらい動くのかよ…マジか…。

さて、席に着くと、いかにもパトレイバー好きそうな男女がちりちりに座ってる。
ふと肘掛けを見ると「ウォーターオン・オフ」のボタンを発見!
早速日和った判断発動、ウォーターをオフにさせてもらう。

さて、映画上映。
レイバーが動くたび座席がぐいぐい動く。
動きに慣れててきたかなと思うと、後頭部から空気砲みたいなのが出る。
弾が発射されれば会場にフラッシュがたかれ。
着弾すると会場にスモークが出る。
あまりのモノモノしさに、冒頭は全然映画に集中できない。
孤独な闘いのはじまりだ。

物語中盤、押井守特有のキャラクターが延々と難しい言葉を喋る時間。
これが半分くらいしか意味がわからんくても、なぜか気持ち良い。
無茶苦茶集中したところで、スクーター動いただけでまた椅子がぐいぐい動く。
そうだった、4DXだった。

スーンとした空気感の中、映画の中に感覚を溶け込ませていって。
ぬるま湯の中にいる自分のように、自分の体と映画との境目が段々なくなっていって。
いつの間にか、映画の中から抜け出せなくなる。
それが、私の映画館における快感だ。

しかし、
椅子が動けば「あ、私は椅子に座ってんだな」
煙や光が出れば「あ、私は映画館にいるんだな」
と、作動するたびに映画の世界から現実へ強制的に引き戻され、非常に我に返るシステム。
それが4DX。

さて、物語が佳境に入ったところで、けたたましくサイレンが鳴る。
なんたる臨場感と思ったら。
「地下駐車場で火災報知器が鳴りました」と、映画が中断になった。
おいおい、さすがに4DX過ぎだろ。現実過ぎ。

結局誤報の確認が取れ、映画の再開がアナウンスされホッとする。
フィルムの時代って、突然フィルムや映写機にトラブルがあって映画が中断することがあった。
まさか、時代の最先端4DXの現場で昭和的な中断を味わうことになろうとは。
と、それなりに感慨深い気持ちになった。

再開。
物語佳境に入ると、映画内で台風接近。まさか…。
嫌な予感は的中し、ウォーターボタンオフも何のその。
隣や上から水がたくさん降ってくる。
こりゃ、何かの苦行か、と思いながらも。
もしあの時火災がホントに起きてたら、映画の後半すら見れなかったわけで。
そのまま映画をみれる嬉しさを噛みしめて、4DXを受け入れクライマックスへ。
やっぱ映画館で観ると感動が全然違うサイコーなエンディングとともに映画は無事なんとか終了した。
頑張った。

とはいえ、だ。
まるで水の中に入ったかのように体感しても、実際は全く濡れてないのが映画の良いところ。
実際に濡れてどうすんじゃ!
映画は感覚の覚醒装置であって、実際にそれが起きるんじゃ情緒も何もない。
千利休イズムよろしく、一畳半の茶室に宇宙を感じるのが詫び寂びってもんでしょ。

というわけで、
私の孤独4DX初挑戦。
「4DXは私には肌が合わない」という非常にしっかりした結論を獲得し旅は終了した。

そんな思いを旨に映画館を後にすると、出口でスタッフが、
「大変ご迷惑をおかけいたしましたので、こちら4DX特別招待券です」
と、チケットを渡された。

4DXの旅はつづく、らしい。

 

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