「伊丹十三4k映画祭」なる企画がスタート。
4Kにリマスターされた全作品を1週ごとに劇場公開。
「お葬式」「タンポポ」「マルサの女」「マルサの女2」「あげまん」
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2025/02/26
「お葬式」
伊丹十三監督一作目とは思えぬ隙の無さ。
そして抜群の面白さ。
映画館で観ると画面の端まで隅々と圧巻に面白い!
山﨑努と宮本信子の艶やかさ。
方角を気にする大滝秀治。
病院の会計で笑う財津一郎。
サンドイッチ受け渡すだけの暴雨のカーチェイスもサイコーであった!
2025/03/07
2025/03/14
「マルサの女」を映画館にて。
伊丹十三作品で一番最初に観た作品。
全く色あせなていない。
当時、山崎努は本当に足の不自由な人だと思ってた。
津川雅彦の活躍も抜群に良い!
「あんた見かけによらずプロだね」
「関東蜷川組の蜷川だ」
「マルサのジャックニコルソンですから」
2025/03/19
「マルサの女2」
ガキの頃はマルサ1にハマり過ぎて、2作目はあんまピンと来てなかった。
が、今観たら2も抜群の面白!
「敵」を映画館にて。
たまたまの空き時間に、予備知識のない映画に出会うのも映画館の醍醐味。
「PERFECT DAYS」と「イレイザーヘッド」を足したような変な空気感。
調べたら、筒井康隆の原作を「桐島、部活やめるってよ」の監督が映画化したと。
確かに納得。
まぁ兎に角、長塚京三が渋くて良い!
PARCO FACTORYにて、
「作、千原ジュニア展」を観てきた。
千原ジュニアの歴史を追うこの展覧会。
そんなに広くない会場の中、物凄く濃厚。
一人クスクスと練り歩く。
私の知ってるジュニアはほんのごく一部で。
想像よりも遥かに大きく面白い人が分かった。
間が無い活字でも笑えるのは凄い。
今度、本も読んでみよう。
「どうすればよかったか?」
統合失調症とみられる姉と、病気と認めず精神科の受診から遠ざけた両親。
弟が20年その様子を記録したドキュメンタリー。
答えがあるのかないのか。
強力に重い内容に打ちひしがれたが。
でも映画館で見届けれて良かった。
後半のお姉ちゃんのピース姿がキュートなのが救い。
聞きとりにくい会話も多く、字幕があればよいのにと思っていたのだが。
字幕付きの公開も決まった様子。
とはいえ、もう一度見に行くのはなかなかに重い…。
2025/1/17
デビッドリンチ。
ホワイトロッヂでアンジェロバダラメンティと再会し、新たな創作に没頭してることを願うばかし。
リンチのいない世界なんて悲しいすぎるが。
どうぞ安らかに。
2025/3/1
「マルホランドドライブ」を映画館にて。
私の一番好きなリンチ作品。
しかし、亡くなってから観ると、まるでリンチの走馬灯のように感じてしまう。
とはいえ、やはりこの映画は物凄く良い。
シレンシオのとこ、脳が揺れる。
「ストップモーション」を映画館にて。
ストップモーションアニメで作ったホラー映画と思っていたのだが、
ストップモーションアニメを題材にした実写ホラー映画であった。
とはいえ、
アニメシーンもしっかり出てきて、
しっかり怖くてしっかり気持ち悪い。
変な映画だが片時も目を離せなかった!
「ビッグフィッシュ」
やっと映画館で観れた!
ティムバートン監督作の中で、肌が合うのかこの映画がとても好き。
夢と現実。
その狭間に宿るファンタジー。
その塩梅がとても心地よい。
空想こそサイコーなるファンタジーだよ。
心の中の冒険は壮大だな。
静止してるポップコーンのとこメチャ好きだ。