豊洲PITにて、The Roots を観た。
初のクエストラブのドラムは想像を遥かに超えており。
スネア一発聴いただけで毛穴全部開き、いざリズムを叩きだせば否が応にも体が動く。
ノンストップでグルーヴは途切れることなく。
BPMも変幻自在、その波に身を任せっきりの2時間越え!
遊び心満載なのにキレッキレの演奏のまま、まったくダレることなく最後まで駆け抜ける。
ブラックミュージックのイイとこ取りなヒップホップを生バンドで演奏するということは、
そのままブラックミュージックの歴史をそのまま再現してるようなものであり。
ルーツという名は伊達ではなかった!
にしてもクエストラブ。
超絶にグルーヴし続けながら、ミュートを交換して、チューニングして、コーヒー飲んで、さらには動画まで撮影してしまう。
体幹も重心もまったくヨレることなく豪快で繊細なドラムを2時間叩き切る姿に興奮&感動であった。
いやはや
あんなカッコ良いジャングルブギは聞いたことない。
凄まじく良いライブであった!!
「石野卓球の地獄温泉2024」
浸かってきた。
毎年恒例(なのに去年行けなかった…)
ぐりんぐりんのオールナイトロング6時間ノンストップDJ!
レコードを操っても業のデパート卓球地獄。
(さすがに足痛すぎて途中離脱…)
お土産にシリカゲルまで付いてくる。
そして次に日はしっかり湯あたり。
「ナイトメアビフォアクリスマス 3-D」を観た
3D映画にあまり興味のない私だが、これは大好き。
当時公開された時にも観たが、また観れる日が来ようとは。
奥行きがとてもとても気持ち良く、
まるでミニチュアの世界に入り込んだような快感。
ひたすらワクワクであった。
「こまねこのかいがいりょこう」を映画館にて。
ストップモーションアニメこまねこの11年ぶりの新作。
「はじめのいっぽ」「こまとラジボー」「ほんとうのともだち」と、旧作を大画面で観れる嬉しさ。
そのまま地続きですーっと新作へ突入する興奮。
過去からの時間旅行のまま、すーっと感動であった!
そして後日、
「こまねこのクリスマス」も映画館公開されたので観てきた。
新作も良かったが、
らじぼーとの冒険譚なこちらも沁みる良作!
ロビーに飾られた人形も、映画観た後だとまたさらに味わい深い!
そして
初めて来た菊川Stranger、とっても落ち着くステキ映画館。
開催から随分に日にちが経ってしまったが。
2023年3月15日
新松戸ファイヤーバードにて「MUSIC&ART」なるイベントが開催された。
ファイヤーバードの数々のキレキレなイベントをブッキングしてきた店長ダイゴ君は、3月末に退職したのだが。
ダイゴ君在籍時のファイヤーバードで、私が出演する最後のイベントであった。
ダイゴ君の組んだイベントの思い出はそれはもう沢山あり。
モノラルゾンビでは、数々の激烈バンドと出会い。
ヒデヲの間では、人間力抜群な人達と出会い。
MUSIC&ARTでは、脳を溶かすような刺激を貰った。
コロナ禍になってからは特に、MUSIC&ARTが自分にとってとても大切な居場所になっていた。
が、ダイゴ君の嗅覚&センスによってこそ、このイベントはギリギリに成立する訳で。
ダイゴ君が退職するということは、この日がMUSIC&ARTの実質の最終回。
絵と音楽の融合し、脳が溶けるアノ感覚を味わえるのもこの日が最後である。
なかがわ寛奈、ういりお、ニシモトヒサオ、燐-Lin-、K:SOUL:Y a.k.a YAN(写真は以前のもの)
今回出演する全ての画家と、以前に絵とドラムで共演している。
これは私の誇りといって良い!
とくに、なかがわ寛奈さんは、まさにファイヤーバードで出会い。
巡り巡って、「ヒデヲの間」のジャケ絵を描いてもらって、私のソロアルバムに魂を吹き込んでくれている。
さて、ここからいよいよ当日の様子である。
20230315
@新松戸FIREBIRD
“MUSIC & ART FIREBIRD 16周年スペシャル!!!”
1.ノイズカレー×なかがわ寛奈
ノイズともにカレーを作り、横で絵が描かれる。
これがまさかの相性の良さ!
マッチョ人参マンと、たまねぎブラザーズがステキ!
2.project TIDELAND×ういりお
お芝居と歌のTIDELAND。
その世界観の中でおおいに暴れるういりおちゃん。
すでにお芝居の公演の中で共演していたコラボは、とても深く強かった!
3.The Memphis Bell×ニシモトヒサオ
気合入ったブルースバンドThe Memphis Bellは、初見だったがとてもカッコ良し!
そしてブルースとニシモトヒサオのコラボはとても新鮮!
絵の中には、ダイゴ君の顔、寛奈さんの壺マン、そして私の顔のバスドラとかが登場。
今までのMUSIC&ARTが走馬灯~!
愛だ~!
4.沼田謙二朗と定住ボーイズ×燐-Lin-
この日の沼田謙二朗には不覚にも感動してしまった。(何故だろう…)
そして、燐ちゃんの絵はエネルギー大爆発。
燐ちゃんが他のミュージシャンとコラボする時は、いつもとても嫉妬してしまう。
色と音が直結してる絵なんだよな~!
燐ちゃんとは、ダイゴ君以前のロットン瑠唯時代の絵と音楽のイベントを共に歩んだ感覚があり。
最終回に、タイバンではあれど共に出演できて嬉しかった!
5.VERONICA VERONICO×K:SOUL:Y a.k.a YAN
自分の出番前の演目はじっくり見れない寂しさよ。
にしても、YANさんの絵は相変わらずスンバらしい!
色と線にうっとりしてしまうだよなぁ。
流石の横綱相撲!!
6.大西英雄×松井智恵美
そしてトリは我々。
智恵美ちゃんとは何度か共にライブをやっていて。
最終的に、二人がいるステージをスクリーンで覆い、そこにデジタルアートを映し出す形態になった。
私のドラムも、エフェクトで加工しドバーンと~!
昨年にも、大阪ジャックライオンでの智恵美ちゃんのイベントにもこのユニットで出演し。
いい感じに育ってきた状態で、このファイヤーバードに戻ってこれたのは良かった!
脳も体も刺激されるめちゃ濃厚なイベントMUSIC&ARTをこのユニットのトリップ感で締めくくるのは、
解放感あってサイコーであった!
大西英雄×松井智恵美
ドラム場所からはこんな感じで見える。
ステージ側もハイパートリップ空間!
はっきり言って、演ってる側もずっと気持ち良い!
(流石に写真はリハ時、本番中は写真撮る暇はなかった!)
というわけで、
MUSIC&ART FINAL集合写真!
とてもイベント愛のある凄い熱量の一日であった!
みんなサイコーだった!
大大大お疲れ様!
この、皆がてんでバラバラな方向見てる集合写真も好き。
なんなら、こっちの写真の方がMUSIC&ARTっぽいね。
そしてファイヤーバードの守護神まめこちゃんも、3月末で退職してしまった。
まめこちゃんがいると、その愛のお蔭でイベントの格が一つあがる感じがする!
そして、まめこ作のフライヤーもとてもステキえであった!
いやはやお疲れ様でした~!
まめこちゃんの作ってくれたドリンクを呑むのもこの日が最後とな。
さて。
ダイゴ君がブッキングする「MUSIC&ART」は、
「あり得ない組み合わせ」の爆発力であった。
しかし、
それに対して必ず私は、
「あり得ない組み合わせを、あり得る組み合わせにする」という姿勢で取り組んでた。
絵とドラムという、どこに何の意味があるか分からぬ組みあわせでも、
ユニットだと思って取り組み、ユニットのように準備し、
これからも活動を続けるかのようなにステージに立つのが、私の好みであった。
ユニットだと思うと不思議と呼吸が合い、
何かを共有してるような感覚になる。
絵とドラムなのに、バンド感なんぞが出てきたらそれこそ夢のようにサイコーなのである!
現に、その後もユニットとして存続した組み合わせもあり。
ここでの出会いを継続できていることが、
私からダイゴ君への感謝とアンサーである!
見るも演るも、楽しく刺激的な思い出ばかり。
MUSIC&ARTにはただただ感謝しかない!
最終回ではあったが、
ここは、あえて高らかに宣言しておく、
「MUSIC&ARTは永遠に不滅である!」
イベントは終わっても、
音が見えて色が聞こえるこの感覚に終わりはないのであーる!
また、是非皆で集える日を夢みて~
<おまけ動画のコーナー>
大西英雄×松井智恵美
デジタルアート&デジタルドラム、ライブ動画!
5:32~の「ワン」のとこかなり好き。
<おまけのおまけ動画>
「MUSIC&ART」はじまったよ。
オンマイクでカレーを作るノイズカレー。
絵を描くなかがわ寛奈。
による濃厚コラボ。まだ見ぬ物凄いアートを見てる気もするし。
画家の家遊びに行って、ご飯作るから待ってて言われた時間にも思える。 pic.twitter.com/GbSWwuu9dl— 大西英雄(オオニシヒデヲ) (@hideo_dynakun) March 15, 2023
ノイズカレー&なかがわ寛奈(私撮影)
とても相性が良い組み合わせを満喫しながら「相性とはなんぞや」と自問自答する不思議空間。
これぞまさに、MUSIC&ART!!
(ノイズカレーがMUSICなのかどうか、それもまた自問自答である)
今年は誕生日前日
大西英雄一人ライブ「ヒデヲの間」@西荻窪クラップクラップ
満員御礼無事終了したよ!
コロナ禍も途切れることなく、この誕生日ワンマンを続けてこれたのはとても幸せなことである。
しかも、どうやら一人ライブは2013年からやってるようで。
遥々と10年か~!
このようなとてもふざけた試みを、ずっと見届けてくれてるお客さんに大感謝である!
そして、今年はコロナ前の状態に戻ったかのような、
あの時のふわ~っとワキワキした空気感がライブハウスに充満してて。
終始幸せな時間であった!
今年も、
前半、いつものドラムと声だけの「元祖ヒデヲの間」
後半、デジタルパーカッションのループを加えた「デジタルヒデヲの間」
の2部構成!
お客さんのレビューで「そんなヒデヲの間にもデジタルの波が!」ってコピーが載ってて笑ったが。
デジタルヒデヲの間も好評で嬉し~!
今回も新たな発見が沢山ある、実りの多いワンマンであった。
毎年、誕生日であることを忘れるくらい下らぬ内容なんだけど。
誕生日ケーキを用意して頂きました~。
お客さん皆でケーキを切り分けて食べるとかも随分と久々な感じね!
あたたく見届けてくれた皆さま&クラップクラップに深く感謝であります!
さらに、誕生日のメッセージを頂いた方々にも感謝~!
嬉しく噛みしめております!
毎年ここで一人ライブをやることで、なんだか新たな一歩を踏み出す気持ちになれる。
色んな人達と熱く楽しい音を出し続けるれるよう、がんばりまーす!
どうぞよろしく!
最後におまけ映像。
なんと油リュウタさんがライブ見に来てくれて動画もあっぷしてくれたので!
こちらにアップ~。
↓
以前から観てみたかった大西さんのドラムソロワンマン「ヒデヲの間」
やっと観れた!脱力系のユルユルボーカルwとドラムの超絶プレイとが入り混じる、それはそれは凄まじいライブでピンなのに2時間近くがあっという間だった。
スゲーもん観れました!大西さん誕生日おめでとうー! pic.twitter.com/s6MkJkPY53— 油リュウタ (@abura_ryuuta) March 9, 2023
2022年4月9日&10日
新松戸ファイヤーバードにて
「MUSIC&ART FESTIVAL」
なんと2DAYSフェスが開催されたよ。
大好物な絵と音楽の祭典。
私は初日トップと二日目トリ。
光栄にも、フェスのオープニングとクロージングで出演であった!
DAY1トップバッター:大西英雄×なかがわ寛奈
私のソロアルバム「ヒデヲの間」のジャケ絵を描いてくれた寛奈さんと。
マイドラムセット「キイロ」&エレクトリックパーカッション「ハンドソニック」の合わせ技で演奏。
ディズニーランド的な森サウンドや、コミカルなサウンドに合わせて、絵がグルグルとカクカクと。
こんなふざけた音で絵が描ける画家は寛奈さんだけだなぁ。すばらし!
不思議世界観の中に溶け込み、いきなり昇天!
物凄くハッピーで明るい絵がとにかく良い~。
DAY2トリ大西英雄×燐-Lin-
絵とドラムのライブをやるきっかけが燐ちゃんと。
原点な二人だな!
ビニールシートに描かれた絵は、燐ちゃん側と私側で印象が違う。
マイドラムセット「キイロ」はフロアのど真ん中!
コロナ禍で、お客さんのスペースを奪う、なかかな勇気のいるセッティングだけど。
本番前にドラム組みにいくと、お客さん達は笑顔で場所をあけてくれて
「間近で浴びますのでおおいにやってください!」とまで言ってくれた。
なんて素晴らしい皆さま!感謝しかない!
そして、偶然撮れた右の写真がこのライブを物語ってる!
燐ちゃんとのライブは人間力のぶつかり合い。
雨乞いするでもなく、豊作を祈る訳でなもなく、神を降ろす訳でもないが、妙な儀式感ある。
野生の色と音!
そして、
「MUSIC&ART FESTIVAL」の他の演者さん達の様子をば~
<DAY1>
MUSTANG JERX(BAND) × ニシモトヒサオ(PAINTING)
相性抜群!ドクロが光るぜ!
(左)田中雅紀(Gt.Vo.) × 佐藤加奈(PAINTING)
(右)SoberBrown(BAND) × 松井智恵美(PAINTING)
ロールシャッハのような佐藤加奈さんの絵。
スクリーンに映す 松井智恵美によるトリップアート!
燐-Lin(Ba.Vo.) ×ういりお(PAINTING)
静と動、光と闇、素晴らしいパフォーマンスであった!
<DAY2>
自分の出番直前だったので、直美ズ(BAND)×Zig(PAINTING)の写真が無くてゴメンね~!
(左)道太郎(pf.Vo)×まめこ(PAINTING)
(右)Akabane Vulgars On Strong Bypass(BAND)×田口沙也(PAINTING)
まめこ初のステージングは道太郎愛がすさまじい!
Akabaneのライブ、凄いよかった~。
Haruka(Gt.Vo)×ツチヤヒトミ(PAINTING)
Harukaさんの曲を絵本のように描くツチヤヒトミ。
癒されまくった~!
二日目終了時の記念撮影!
このイベントは、絵と音とで情報が一気に倍になる。
やる側も見る側を集中力をしいられるイベントだけど、
何故かそれを乗り越えるとみんなが共犯者みたいになるんだよねぇ!
ミュージシャン、画家、お客さん、スタッフ皆で「こりゃやべーぞ!」って空気になる。
この感覚がたまらなく楽しいんだよね~!
皆で作った二日間、サイコーであった!
「MUSIC&ART FESTIVAL」二日間に出演した人たちで描いた寄せ書きアート。
画家が筆を走らせると一気にハードルが上がるので、ミュージシャン勢は横でそーっと描いた。
怒涛な二日間の空気感が凝縮されててとても良い絵だねぇ!
大好物イベントMUSIC&ARTはやっぱり面白い。
二日間が、部活のような、合宿のうような、ツアーのような、不思議なトリップ感覚であった。
たずさわったすべての皆さまにバンザイ。
また一緒に共犯になりましょう!