2013年元旦、新年1発目に鑑賞。
以前、まさに2001年に、銀座の映画館で「2001年宇宙の旅」リバイバル上映をしかことがあった。
映画館の大画面&大音量で観るこの映画は 、はっきり言って段違いにカッコ良かった。
今までテレビ画面で見たものとは、もう全く違う映画といってもいいくらい。
感覚に直接突き刺さる、全く隙のない完璧な映画だった。
DVDで10回見るくらいなら、映画館で1度観る方が良い。
DVDだと、あれこれ考え難しい映画だと感じるが。
映画館だと、なんて分かり易い映画なんだろうと感じる。
とはいえ。
今回は、DVDでの鑑賞だった訳で。
やはり超難解映画であったよ。
なんのこっちゃサッパリ分からぬところも多々。
エンディングでは、案の定、投げっぱなしジャーマンの如くおいてけぼりをくらう。
それなのに、なんでだか強烈に気持ち良い。
この映画を見てる間のトリップ感覚はなんなんだろう。
1968年に作られた映画とは思えぬ、全く色褪せない映像美。
とても小気味よく、とても興奮し、とてもハテナで、とても恐ろしい。
そして、何故か感動する不可思議映画。
意味不明なのに完璧。
まるで、奇跡。
一生見続けよう。
映画「2001年宇宙の旅」
点数:100点
勘所:観るたびに変わる
教訓:観るたびに変わる