ブログ「ヒデヲの間」
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「エクスタミネーター」 オオニシヒデヲのザ・レビュー その16
2014年10月08日

死刑執行人エクスタミネーター。

分かりにくい映画だったよ。
いや、超単純な映画なんだが、なんだかとっても伝わってこない。

時系列が分かりにくい。
登場人物が分かりにくい。
ストーリーが分かりにくい。
何でそうなるかが分かりにくい。
とにかくゴチャゴチャしてる。

つまり、なんとも下手な映画。
こんだけ単純なストーリーなのに、よくぞこんなに伝わってこない演出をできたものである。

〇余計に時系列をややこしくする、無駄に入る回想シーン。
〇感情移入しづらい、ほんのちょっとだけポールマッカートニーに似てる、すっとんきょう&ぬるたい主人公。
〇全く友情が伝わってこない主人公と親友。
〇これみよがしに出てきて全く活躍しない、いやその後出てきもしないサブキャラ。
〇そもそも、そんなに処刑してくれない。
〇親友が入院してる病院の看護婦と担当刑事が付き合ってる偶然。
〇主人公も刑事も、ここぞって時に全然使ってくれない凄い武器。
〇刑事との間に芽生えた、根拠のない信頼。
〇凄く時間をかけ丁寧に細工したものの、目新しいことが起きてる様子のない拳銃の弾。
〇素手で自分の指紋やら血液やらを残しまくる、主人公の敵陣潜入。
〇全く意味を感じられない、スタンゲッツの本人登場。
〇一番強いのが、犬。
〇え?なになに?、完全においてけぼりな、ワンダーエンディング。

ある意味、ボケ見所満載な雰囲気映画。
この無駄ショットの多さ、切れの悪さ。
スピルバーグを見て、ちょっと映画を勉強しなさい。

公開当時、マッドマックスに続く人気だったってホントなんだろか?

 

映画「エクスタミネーター」
点数:23点
勘所:プチスプラッター
教訓:これを見る時間あったらターミネーター見なさい

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