2013年2月
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2013年02月16日

およそ30年前に流行りに流行り、ついでに、あの眠たい声の主題歌まで流行りまくった「ネバーエンディングストーリー」
私も小学生の頃この映画を見て感動し、ミヒャエルエンデの原作まで読んでしまった口だ。

最近、深夜に放送していたので。
もう色あせた寒々しいSFファンタジー映画になっちゃてるんだろな…と、全く期待せずに鑑賞してみたのだが。
これがビックリ、なかなかにイイ。

CG全盛のペラッペラな映画が横行する現在。
当時はなんて丁寧に映画を作っていたのだろうか、と感激してしまう。
なんとかしてミヒャエルエンデの世界を具現化したい、という熱い想いが込められた映像美。

勿論、当時の限界もあり。
壮大な絵ではないし、ヘンテコだったり、ちゃっちい所も多々ある。
だが。
その素朴な絵の中に、想像力を奮い立たせる映像愛を感じたよ。

画面上はそんなに大きくは見えないんだけど、きっと物凄くデカいんだろなぁ…と妙に納得してしまうロックバイタ―。
そんなに小さく見えない小人。
変な紳士の乗る、あまり速く見えない高速カタツムリ。
などなど、ついつい心をキュンとさせられるキュート映像満載。

実際にその映像が再現できてなくても、観てる側にその世界観を想像させれれば、その映画は成功だ。
まさにこのネバーエンディングストーリーのテーマとも言える、
「想像力」「空想力」こそがモノづくりには一番大切なのだな!

あ・・・、ちなみに。
想像力にうったえる映像美はとても素晴らしいこの作品だが。
ストーリーは、若干残念気味。
深いテーマが、コロっと軽めに仕上がっております。

 

映画「ネバーエンディングストーリー」
点数:64点
勘所:想像の目で観るべし
教訓:ファルコンにあったら、耳の後ろを掻いてあげよう

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