「オーブラザー」のように猛烈に好きな映画はあるものの、コーエン兄弟の映画とはあまり相性が良くない私。
しかーし。
2008年のコーエン兄弟制作&監督映画「バーンアフターリービング」は、コーエン相性の悪さを吹っとばし、かなり笑った!
っ無茶苦茶しょーもない話。ほんっとにバカコメディーだ!
コーエン映画は、妙なインテリジェンスが醸し出てしまうせいで、勝手に深読みして勝手に疲れちゃうのかもな。
この映画も、冒頭の航空写真的映像からのクローズアップなんて、なかなかにカッコ良い。
だからつい、IQ高い映画だとおもって身構えてしまうとこはある。
でも今回は、うまくいなして、肩の力抜いてリラックスして見ることに成功。
テンション高いまま、バカ笑いしてるうちに、一気にエンディングまで駆け抜けたよ。
ある意味何も心に残らない、小気味良い潔し爽快ムービー。
93分って時間もちょうど良い!
癖ありすぎる役者陣の中で、ダントツナンバー1バカは、ブラッド・ピットだ!!
サイコー過ぎる筋肉バカ。
水の飲み方、音楽のノリ方、ランニングマシーンの乗り方…などなど。
何がどうって訳でもないのに、所作が一々笑える。
今まで見たブラッド・ピットの中で、一番好きだ!
このブラッド・ピットを見れただけでこの映画を見た甲斐がある。
必見ピット!
映画「バーン・アフター・リーディング」
点数:58点
勘所:急に愛おしくなるブラッド・ピット。
教訓:バカは死ななきゃ直らない。
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