ブログ「ヒデヲの間」
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ヒデヲの間
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2019年12月26日

実は、tegwonが復活します。
20年前に結成した、当時ホントに勢いだけでライブしていたインストロックバンドです。
タイムもグルーヴもチューニングも、ドラムのこと何にも分からんかった若造の私が本気で心の底から「これしかない!」と没頭したバンドです。
イベントの立ち上げ当初からとても懇意にしてくれていたSYNCHRONICITYの15周年に出演する為、実に12年ぶりの復活であります。

このライブの後どうするかは決めてません。
続けるかもしれないし、一回きりの復活かもしれません。
なので、テグオンが復活したならこのイベント出て!とか、一緒にタイバンしよう!とかの依頼はやむなく断ることになってしまうと思いますので、みなさま、どうか暖かく見守ってやってくださいませ。
そして、できれば、この日のライブを見とどけてもらえればさらにとても嬉しであります。

このシンクロニシティーのステージで、自分の青春に触れてきます。
ここで言う青春は言わずもがな、ノスタルジーではなくアイデンティティーの事です。
自分のドラムのアイデンティティーを育てるため絶対に無くてはならなかったテグオンというバンドで、今の私がドラムを叩く事。
それは、モノラルゾンビを中心に音楽活動をしてる今の私にとって、絶対に有意義なものになると感じています。

まだ、日にちも会場も決まってませんが。
この日一日は、テグオンに染まります。
青春&ロックンロール、アイデン&ティティーであります。
よろしくお願いします。

大西英雄(dr→monoral zombie*/仙波清彦&カルガモーズ/tegwon)

 

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2019年10月27日

昨日、10月26日は、ホントは天幕・渋さ知らズオーケストラ@相模原旧牧郷小学校の日だったが。
度重なる台風、連日の風雨により延期になってしまった。

家でうだうだしてても、あー今頃ライブやってんだよな、みたいな気分になってしまうので。
街にくりだすことにした。

 

 

渋谷でやっている、加藤崇之個展「ミッドナイトインスピレーション」へ。
イエローなカードでお馴染みの絵を描くようにギターを奏でる加藤さんの、まさに絵の個展である。
しかも、クラシック歌手である鈴木みさとさんと童謡ボサノバのライブまで聴けてしまう。

PA無し、生のガットギターと生の歌声。
これって、少人数小バコでしかできない一番イイヤツだ!
イントロの指が弦を移動するキューって音聴いただけでも、すでに気持ち良い。

いや~加藤さんの生ガットはホントに素晴らしかった。
ぞくぞくふわふわ、暖かく包み込むようで、突然異世界にひゅーんと持ってかれる。
しかも、その中でドカーンと大きく丁寧に歌う、鈴木みさとさんの歌とあいまって。
時を忘れる音空間であった。

時々、外の車のクラクションの音とか聞こえて、現世に帰ってくるんだけど。
その異世界と現世の行き来すら気持ち良くて。
しかも、その音を加藤さんの絵に囲まれて聞くのは、まったくもって贅沢の極みであったよ。

 

さてさて、
加藤さんに「絵の写真撮っていいですかい?」って聞いたら
「隙に楽しんでって」って言われたので、
私の気に入った加藤さんの絵も載せておくよ。

 

 

さて、加藤さんの贅沢時間を終えて、渋谷の街におりると、まだ20時前。
この日にSNSで発見したライブが近所でやってるので、ふら~っと寄り道。
カルガモーズでも一緒の小林君がドラムを叩くバンド・Sardine Head@クロコダイルへ。

残念ながら、松浦湊とレモンチマンバンドは最後のコーラスのとこしか見れずだが。
サーディンヘッドは、たっぷり見れた。
私が大昔にやっていたテグオンってバンドでタイバンしてるから、サーディンも長い!
こんな変態なサウンドも時が経つと、さらに洗練され熟成されてきてる訳で。

モノラルゾンビの私が言うのもなんだが、なんでここで急に全然違う状態になるんだ?
え?その気持ち悪い拍子のコーナー、必要?
ココなんで繋げられるの?
…みたいな音楽的罠が一々気持ち良くて。
ビール飲みながら、その馬鹿馬鹿しい罠に全部ひっかかっていく快感。

寄り道した甲斐が存分にある、サイコーなライブであった!
楽しかった~!

 

 

サーディンヘッドのライブを堪能し、街に出るとまだ22時過ぎ。
お!タワーレコードやってるではないか、とさらに寄り道。

先日テレビで放送してた東京ジャズにて。
ミッシェルンデゲオチェロのライブがメチャ良くてさ。
しかも、パーラメント・ファンカデリックのAtomic Dogのカバーがとてもツボで。
その曲が入ってる一筋縄じゃいかなそうなカバーアルバムをば。

さらに、せっかくタワレコに来てんだから、まだ見ぬCDに出会いたい。
試聴機で聞いて、予備知識無しにおおっと心に響いたヤツ。
エレクトロ&テクノ的なAPPAREL WAXなるCDば。

ミッシェルンデゲオチェロ&APPARE WAXの二枚を入手し、
もうちょっと探索したかったが閉店時間になってしまったタワレコをあとにする。

 

 

ついでに、タワレコでると。
ハロウィンな空気になりつつある渋谷は、警官や機動隊の車であふれてた。
渋谷のハロウィンのあの感じ、全然好きじゃないけど。
超怖いモノ見たさで、スクランブル交差点をチラ見してくことにする。

が、そんな身動きとれぬほどでもない。
DJポリスらしき人もいるが、まったくDJしてない。
人はまあまあ多いけど、仮装ばかりのグチャグチャにはなってない。
スーパーマン、スパイダーマン、フランケンシュタインとかが、ボーっと歩いてるだけだ。

とても平和なマーベル。
アベンジャーズの面々が、敵もいない平和な街で何もすることなく散歩してるみたいで、ほのぼのしたよ。

そんな、渋谷の夜。
良い音に溢れたステキな夜で充実であった~。

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2019年07月24日

久々に超インプットな週末を過ごして、とても楽しかったのだ。
インドア派な私にしては良く動いた。
行った先は全部室内だけどね。

 

まず、金曜日。
映画館へGO!

「スパイダーマン:スパイダーバース」
映画館で観たかったが見逃してて、早稲田松竹なる渋い映画館にかかったチャンスを逃さず鑑賞。
スパイダーマンはサムライミ派だけど、これは面白かったなぁ!
映像感覚も鋭く気持ち良し。かいかーん。
あまり3D映画に興味無い私だが、これは3D見たら良いことありそう!

 

土曜日。

久住昌之さんの個展に行ってきた。すごーく楽し!

QUSUDAMAの原画とかハッピー過ぎ。
カレーうどんとかサンマとか、腹が鳴っちゃいそうなくらい美味そう。
さらに、それぞれの作品の解説してるプレートにさらに描いてある小さい挿絵とかカワイイすぎる。

ちょうど私が見てるとき、私がドラム叩いた久住昌之&オーケストラQの「へんな電車」流れてて嬉し懐かしかったなぁ。
あのテイクお気に入り~。

そして、こっそり憧れていた(憧れるって言葉は変か)あの久住さんの赤い帽子を被らせてもらったよ。
せっかくなので、大根な久住さんとツーショット。

この赤い帽子のキャラクターについて解説してあって色々謎が解けて嬉しかったんだが、家帰ったらもう忘れちゃった。
にんじんしりしり、じゃなくてなんだっけな。

※「にんじんしりしり」じゃなく「ピーピーボンボン」だったことが後に判明。

 

ロットン瑠唯の個展も行った。
迷いに迷ってやっとたどり着いたら、ロットン一人で爆睡してる奇跡。
起こして話するも、酔いと寝起きでほとんど会話にならず。私が来たことすら覚えてない可能性も高い。

ロットンの絵は日々変化してるが、ハッピーにエネルギーがみなぎってる現在が一番好きだ!

 

個展二つ見てガストで譜面の仕込みしたのに、ギリギリ間に合ったので、
思わずダメ押しの映画館にGO!

「プロメア」
実は映画館で観るの二回目。
前回観たときの感覚があまりに気持ち良くて。
絵と音の覚醒が忘れられず、また映画館に来てしまった。
そして、またさらに気持ち良かった。

ロードショーの時期に思わず二度観いってしまった映画って、高校生の時のターミネーター2以来かも。

 

 

日曜日。

昨年、何クティかも分からず衝動だけで観たライブで味わった衝撃。
今年は覚えたよ何クティだがさ。
「シェウン・クティ」
この超前傾姿勢のぐいぐいなグルーヴが信じられない。
今回も悦楽な音に酔わせてもらった。

ちなみに、日曜の午後5時の公演。
笑点~ちびまる子ちゃんくらいの超健全な時間にやる極悪ライブ。
スバラシイかった!

 

正直、シェウンクティ―がスバラシイかったので、
余韻に浸ったままでいるか、千駄木に行くか迷った。
しかし、表参道から千駄木が千代田線一本だったことが後押しして、千駄木の夜に突入。

サンダウンヴィレッジバンド復活ライブを観に千駄木ペチコートレーンへ。
テキーラナイトのイベントに偽りなし!
いや~飲むわ飲むわ。
飲み過ぎて最後どうなったか記憶が曖昧ミー。
うっちーさん凱旋での再会が嬉しすぎて、まさか酔った勢いでモノラルゾンビやったりしてないよねぇ?

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2019年05月17日

昨日は、一瞬の隙をついて映画館へ!
「僕たちのラストステージ」
チャップリン、バスターキートンと同時期に活躍した二人組コメディアン・ローレル&ハーディーの晩年を描いたこの映画。

邦題がちょっとダサめ、且つ、超ネタバレなんだけど。
そのまんま中のそのまんまな直球ストーリーは、とっても心地よくて。

この映画、家でテレビで見たらたぶんそんなに面白くない気がすんだよね。
でも、映画館で観るのと、これが凄くイイ。
ほわーーんってずーっと気持ち良い。

いい時間であった!

ちなみに、
映画館上映は昨日でおしまい!ギリギリセーフ!

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2019年04月25日

ちょっと前の話になるが。
刑事コロンボが毎週放送されていた。
テレビでやってるとつい見ちゃうコロンボ。

とはいえ、当たり外れもあったりコロンボなんだけど、今回の企画は、視聴者が選ぶベスト20!
さすが、厳選された20作だけあって一切隙は無し!
見どころ満載でさ毎週興奮であったんよ。

先月に、一位の「別れのワイン」をもってその放送も終わり。
なんとなく寂しい日々を過ごしているんだなぁ。

ちなみに。

私が一番好きな回は「二枚のドガの絵」
当時ガキだった私は、この回のラストシーンにガツーンとやられて一気にコロンボファンになった。
その後テレビ放送は毎回みて、小説版も読んだりしたよ。

なぜか「別れのワイン」はそこまであんまり好きじゃないんだけど(トリックがイマイチ良く分からん)
「忘れられたスター」は何度見ても素晴しいしさ。
船の中だけで起きる「歌声の消えた海」もいいねぇ。

あらためてみたら、「美食の報酬」「逆転の構図」「ロンドンの傘」とかも凄く面白かったな。
やっぱコロンボは見れば見るほど面白くなるね。
「うちのカミさんがね」とか「あーあともう一つだけ」とか、コロンボのセリフが一々ニヤニヤしちゃうよ。
もう知ってるのにさ。

あー、早くもまたコロンボが見たくなってきた。
ウエンディーズにチリでも食いに行ってくっか。

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2019年03月27日

帝国ホテル好きのキアヌリーブスが、映画の中で汚れたスーツに対し、
「帝国ホテルでクリーニングに出したい」というアドリブを言ったらしい。

その映画を見つけるべくという裏テーマの元、先日「地球が静止する日」を観た。
が、帝国ホテルの件は無かった。残念。

以前、あたりを付けていた「コンスタンティン」も違った。
「ジョンウィック」も、ましてや「マトリックス」も違う。
キアヌ帝国ホテルの道は遠い。

これは、まさかの「JM」か?
帝国ホテルの件の為だけに「JM」をもう一回観るのはなかなかキツい。

にしても、キアヌ、スーツ姿多すぎる。
スーツ姿か浮浪者みたいな恰好か、二つに一つだ。

 

「地球が静止する日」の一番強いヤツの造形が、無茶苦茶シンプルで良かった。
でも、「コンスタンティン」の方が面白かった。
でも、「ジョンウィック」がさらに良い。

私がジョンウィックに対してとても愛のあるレビューを書いたのはコチラ参照の事
http://www.hideodrum.com/hideonoma/category/review

 

 

こう思うと私はいつの間にか、結構、キアヌリーブスの事を気にしてる。
キアヌがほんの一瞬だけ犬の声役をやる「キアヌ」なる超絶下らぬコメディー映画まで見てる。
キアヌが帝国ホテルを好きなくらいは、私はキアヌを好きなのかもしれん。

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2019年03月11日

今日は3月11日。

あの震災の3か月後の2011年の6月、私はとある縁で石巻に行った。
私に何ができる訳もない、でも、見ておかなくてはと思って一人車を走らせた。
港町がまるごと無くなってる場に降り立ち、あまりの静けさと悲しさに写真を撮る事もできなかった。

縁が縁を呼び、ビルが半分倒壊したライブハウスのオーナーに出会った。
私は、「この状況の中自分にできることは何もないですが、自分の為にドラムを叩かせてもらっても良いですか」と思わず頼んでた。
その日の夜、自分の車につんであるドラムセットを組み立て、一人ライブをやらせてもらうことになった。

 

 

そのライブの一番最後に選んだ曲は、私が昔やってたバンドTEGWONの「0911」
当時のアメリカの911、衝撃的な映像を見てバンドで試行錯誤して作った曲。
崩壊と再生の曲である。
石巻のライブは、ギターベースもいないけど、一人っきりでこの曲を叩き切った。
行きついた景色は、真っ白だった。
なんの業も欲もなんにもない無心、こんなにも真っ白な気持ちで演奏できたのはこの日をおいて他にない。

3月11日、この日に対して私に何ができるだろうか。
でも、あの場でドラムを叩いたことであの光景はずーっと私の心の中にある。
忘れないってことが、唯一私にできることなのかもしれない。

 

 

私のSOUNDCLOUDで、TEGWONの0911を載せておいた。
ちょっと長い曲、まだ、つたないとこいっぱいあるけど、良かったら聞いてみてくださいな。
(バンドメンバーに断ってないけど、まぁ、良いであろう)

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2019年03月04日

先週末、モノラルゾンビの相方・棚田のやってるもう一つのバンドMASTARICAのワンマンを見た。
きっと、棚田にとってマスタリカは青春である。
ここで言う青春とはノスタルジーの事ではなく、アイデンティティーの事。
自分自身の音楽の根源がそこにある。

私にとってはTEGWONってバンドがそれだ。そこで自分を作り鍛え上げた。
テグオンとマスタリカが大昔にやった懐かしすぎるツーマンの事とか思い出した。
しかし、あの日から遥々と音は繋がり交錯しモノラルゾンビというサウンドが生まれてるのがとても縁であり、それこそが音楽である。
過去と未来はグルーヴするのだよ。

そんなことを感じる、とても深いライブであったな。

 

 

おまけ、

んじゃ、止まってるテグオンの方はどうすんんだ?って話になるが。
おっさんになってからの枯れたテグオン復活は、とても興味ある。
が、今は着手する時間が全然ないんだなぁ…。

日月火水木金土森、
一週間が8日あれば、ちったぁ~テグオンも動かせるんじゃがのう。

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2019年03月01日

充実した一日のあと、無茶苦茶寝た。
そしたら、

こんな夢を見た。

 

 

家の近所(実際には床屋がある場所)に尋常じゃなく大きいうどん屋さんができる。
あれ?1ブロック先にもうどん屋あったよな、って思う。
新うどん屋は、古い木造建築。屋根一面に天ぷらを並べてる。
店のおばちゃん達はすこぶる元気。

テレビのリモコンにそっくりなボタンだらけのケイタイが壊れる。
横が外れて、中身が見える状態になってる。
どこの誰だか知らない人が「直しといたよ」、と。
見ると正方形だったのが台形になってる。

「大西英雄展」開催。
絵画の他に、なにかの造形もあったような。
未完のまま初日、開催中に壁の絵がどんどん変わる。
最終的に大きな壁に大きな黄色いハテナが描かれる。

 


この奇想天外さ、
きっと前日にパルプフィクションを見たのが原因だと思う。
話を前日に戻す。

 

久々のオフ、だがとてもオンな日であった!

1.朝10時からパルプフィクションを観る。まさか映画館で観れる日がおとずれるとは!!
2.頭がハイになったのか、「おなかスクエア」って言葉がとてもツボに入る。
3.ハイなまま一人スタジオへ!3/1モノラルゾンビ、3/9ヒデヲの間、に向けてガツン練!

 

というわけで、パルプフィクションに侵された一日。
ついでにおまけの動画もどうぞ。
どーでもいいドラムです。

 

 

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2019年02月03日

昨日。
メリーポピンズを観た日に無茶苦茶たっぷり寝たせいか、夢を見た。

友人のドラマー(全然知らないヤツ)が、なんとスティングのバンドに加入と。
で、私はライブを観に行ったんだが、何故か私はライブを観ていない。
そして、なんとその日に彼はバンドをクビになる。
理由は、彼の楽屋にウイスキーの瓶があったからで、どうやら酒を飲みながらライブをしていると判断された様子。
彼は、このウィスキーはお客さんからの差し入れで、けっしてライブでは飲んでないと言ってる。
「この酒を差し入れたヤツを一生呪う」という彼の逆恨みを解消すべく。
二人して神楽坂に呑みに行くことにする。
私は、その日やることがあったんだが、ここで彼を見捨てる訳にはいかんもんな。
と、とことん一緒に呑んであげると決意する。
神楽坂に向かう小道を歩いてることで、夢は終わる。

 
なんなんだろ、この夢。
夢があるようで全然夢の無い夢だ。
っつかー、せっかくなら夢の中でスティングのライブが見たかったな。
スティング、夢の中に登場すらしてない。
たぶん。

 


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