ブログ「ヒデヲの間」
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2014年6月
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2014年06月15日

昨日は、「DUM-DUM PARTY2014」なる音楽フェス的なものに行ってきたよ。
私がこよなく愛してるバンド「DEERHOOF」が来日するってのを見とどけるべく。

渋谷O-WEST、NEST、7th FLOORを行き来できるイベントなんだが。
移動は全て階段…。
2階っつっても、結構高いO-WEST。
6階のNEST、その名の通り7階の7th FLOOR。
…をてくてくと登る。

しかも、移動の際。
何故か一旦地上に降りて、それからもう一度階段を登らなきゃいけないという、非常に足にくるシステム。
キツくて、ほとんどO-WESTにいたワタス。

さて。

何故か、ディアフーフが18時前にもう出演とのことで。
会場着くやいなや、私的メインイベント・ディアフーフを目撃さ。

 

〇ディアフーフ
圧巻にカッコ良かった!大興奮!
もう、サウンド作りも、コード感も、拍子も、リズムも、まぁとにかくエグいエグい!

なんともギリギリなアヴァンギャルドな音をガンガン出してるバンドなのに、
何故かハッピーでポップな印象を与えてしまうのが不思議だ。
「ギリギリ」と「ポップ」を操るこのバランス感覚、素晴らしすぎるね!

ラスト曲で、観客にコール&レスポンスをさせるんだが。
曲の拍子が難しすぎて、レスポンスしたくても全然ついていけない。
だのに、みんな笑顔。

いやはや、とんでもなくいいバンドだった。
パワーを沢山もらった!ニヤニヤしながら感動してしまった。

ベースボーカルが日本人なのにさ、何故かなかなか日本で単独公演をしてくれないんだよな。
そろそろ、ロングセットを見たいねぇ…。

・・・
せっかくなんで、その後見たバンドも一言レビュー。

 

〇カフカ鼾
エモ、エレクトロ系バンド。
ステキにドープなサウンドだった。
夜中に聞きたい。
山本達久のドラムを大きめの会場で味わったの初めてかも。
素晴らしいダイナミックス。
今回のイベントが、結構尖がったバンドが多かったせいか、
このどっぷりいくライブが結構ストレートに聞こえたのが不思議。

ところで、このバンド名、なんて読むの??
カフカ何? はな?

〇進行方向別通行区分
まったく何の予備知識もない、謎すぎるバンド。
一曲目で、ちょっとツボに入り見続ける。
だが。
上手いんだが下手なんだか、よく分からん。
センスがいいんだか、悪いんだか。
狙ってるのか、マジなのか。
もしかしたら、結構いいバンドなのかも?とも思わせるが、やっぱりダメそうな気もする。

最後まで掴めぬバンドだったが、妙に印象に残る。

〇ギターウルフ
久々に見たよギターウルフ。
もう、登場からギターウルフ。
最後までギターウルフ。

爆音すぎて良く分からん楽曲。
曲始まった途端にカオス。
何を歌ってるのか、リズムがどうなってるのか、リズムの頭すらよく分からん。
強烈に爆音カオス。観客大モッシュ。すべてが混沌。

だけどさ。
なぜかさ。
サイコーだった! 興奮した!
「愛」ってヤツを、感じてしまった私は間違ってるだろか。

・・・
なんだか仕込まなきゃいけないこと満載の忙しい最中。
無理してでも言った甲斐のあったこの「DUM-DUM PARTY2014」

つくづく、音楽ってやっぱサイコーだね。
音ってその場にいかないと聞けないんだよな。
昨日は生きてる音を沢山浴びた。
そして。
沢山のパワーと愛をもらったよ。

よし!
オイラも飛ばしていくぜい!

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